Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
涎・・・唾液に持つイメージ・・・盲点を突いた異色面白作品でした^^;
涎(よだれ)
口から知らずに流れでた唾液である。[by にこにこ大百科]
唾液(だえき)
唾液(だえき)は、唾液腺から口腔内に分泌される分泌液である。水、電解質、粘液、多くの種類の酵素からなる。唾液は、唾液腺より分泌される。正常では1日に1~1.5リットル程度(安静時唾液で700~800ミリリットル程度)分泌される。成分の99.5%が水分であり、無機質と有機質が残りの約半分ずつを占める。 [by wiki]
突然、失礼しました^^;
この物語の主人公は、椿 明(つばき あきら)という高校2年生の男の子です。彼は、転校してきたヒロインの卜部 美琴(うらべ みこと)が教室で寝ていた時に机に垂れた涎を・・・舐めてしまう・・・という所から物語が始まります(//∇//)
涎を舐める・・・想像しただけでも、ちょっとビックリです^^;
レビューの冒頭に涎・唾液の意味をニコニコ大百科やwikiから抜粋して記載させて頂きましたが・・・唾液は人間が生活していく上での機能の一つで・・・涎は唾液が自然に流れ出ちゃったもの・・・というごく当たり前に知っている事なのですが、「舐める」・・・という行為に結び付くとは想像もしていませんでした^^;
なので、経験も無いのですが・・・
もし、涎が「舐める」という行為によってこれまで想像していた物とまるっきり逆の物になっちゃったら・・・どうしましょうか・・・私は・・・この作品のように涎を感じる事ができるのなら、試してみたいかもです(//∇//)
・・・そうなのです^^;
この作品の涎は、只者じゃなく凄い奴なのです^^;
そして、これに気付くとこの作品に対する印象が一変します・・・^^;
本来の涎の持つ意味・・・この作品ではまるで眼中にありません。だからこそ、涎自身が大切なキーワードになっても違和感無く受け入れられるのだと思います^^
作品は1クールなので、あっという間です^^;
そして、涎を言葉の意味のままに受け取らなければ、きっと面白いと思いますし、その時点でこの作品に引き込まれているのではないでしょうか・・・私はそうでした^^;
・・・でも、涎についてこんなに文字を綴ったのは、きっと初めての事だと思いますが、私は満足できた作品でした。
また、OAD「謎の夏祭り」・・・こちらも良かったですよ♪