おっさんばんび さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
魅力的なキャラと作画にハマる!胸キュン爽やか青春日常ミステリー
レビュータイトル、伝えたいことありすぎて・・・w
ごめんなさい!
~あらすじ~
折木奉太郎はひょんなことから廃部目前の古典部に入部することになる。
好奇心旺盛で探し物をしているという千反田える、中学からの腐れ縁である福部里志と伊原摩耶花も加わり,活動内容もよくわからないまま古典部が復活する。
えるの「私、気になります!」の一言が、折木の灰色な高校生活を変えてしまうのだった。
あにこれのレビューを読んで面白そうだなあと思ってから視聴したけれど、その期待は裏切られなかった。
謎解きといっても、コナンや金田一のような本格派ミステリーではなく、
{netabare}彼らの通う神山高校の伝説の男子生徒の謎とは?
文化祭で現れた連続窃盗犯の正体とは?
授業中に先生がヘリコプターをみつめていたのは何故?
バレンタインのチョコを盗んだ犯人の正体とは?{/netabare}
そんな感じの日常の謎を解いていくタイプのミステリー。
それから、ラブコメシーンも多く、万人受けしやすいタイプのアニメかなと思う。
男性もよくこの作品を好きなアニメとして挙げている気がします!
主人公・折木に非常に惹かれた。
{netabare}「やらなくていいことはやらない。やらなければならないことは手短に」がモットーの省エネ人間であり、自身を色でいうと灰色と例えてしまう折木であるが、物語が進むにつれてそんなテンションの低い彼にもちゃんとした色が出てきて素敵{/netabare}な男性になる。
私はにとってはこれまでに観たアニメの中で彼が最も好きなキャラだ。
寝起きの寝癖が素晴らしくひどい(笑)
そこが個人的にとてもツボで、女性受けの良いキャラではないだろうか。
彼と同じ古典部で、お調子者の福部里志というキャラがいる。
彼の立ち位置としては、{netabare}折木がホームズだとするならば、里志はワトスン{/netabare}というところ(原作者談)。
口癖は「データベースは結論を出せないんだ」。
彼らだけでなく、どのキャラも個性的で素敵だと思う。
それから、とても作画が綺麗で思わず巻き戻して観てしまうことがあった。
とにかく繊細。
リアルに描かれているというより、もはや本物よりも美しいのではないか、というほどで、さすが京アニだなと圧倒された。
この背景を描くのにどのくらいかかるんだ・・・と驚かされてしまう。
作画の良さは保証するし、良い意味で期待を裏切られるので期待してほしい。
作画の評価★★★★★にしているけど、★★★★★★★くらいの勢い(笑)
続きが「私、気になります!」状態。
全話を一日で観たけれど、その時間はとてもあっという間だった。
気づいたら朝だったなあ。
視聴以来,{netabare}桜の木を見つけるとついつい最終話のラストシーンごっこをしています(ひとりで){/netabare}。