uta@愛の戦士 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:----
壮絶の一言・・・
もはやアニメと呼ぶには限度があるような気がします。「人知を超えた映像」ですよね。時代を作ったアニメというだけの威厳がありました。でも、実のところ一回見ただけでは訳がわからなかったです。
視聴後、ネットで色々調べてようやく意味がわかったところがいくつかあります。例えば・・・{netabare}
・サードインパクトの前、初号機は神に等しい存在になり、世界をどうするか決められる権利を持っていた。
・↑の時、シンジは絶望していた為、一つになる世界を望んだが、自分が望んだ世界じゃないと気づき、サードインパクトの直前で拒否した。
・シンジとアスカ以外の人類は全員死んでしまった(後から復活した?)
・なぜアスカのみ復活していたか。→アスカはシンジの好意を抱いていたが、過去のトラウマもあり、シンジを完全に自分のものにしたい、自分だけを見て欲しいと思っていた。でもシンジは「誰か」の愛情を求めていた為、シンジと一つになるなんて御免だと拒絶したから復活した。
・なぜシンジは最後アスカの首を絞めたか→長い長い葛藤の末、他人と生きることを決めたシンジだが、隣の倒れるアスカを見て、「また人に嫌われる」「また人に裏切られる」という恐怖から殺そうとしてしまった。(アスカがシンジの頬をなでたのは、「怖がらなくていい」ということらしい){/netabare}
これだけわかっても、やはり釈然としなかったですね。賛否両論あったそうですが、俺は生まれて2ヶ月でしたから知りませんねww
個人的には、当時応援していたらこの終わり方だった時憂鬱が残りますね。少なくとも納得はできてないです。でもそれは視聴者だけでなく製作者側もじゃなかったかなと。
アニメ25、26話ではやはり批判の声もあったようですね。だからこうして新25,26話を制作したわけですが、またもや綺麗に終われなかったのかなと勝手に思ってます。設定、ストーリーの壮大さが凄すぎて、着地点を見失ったということでしょうか。だからこそ10年ほどの歳月を経て、新劇場版の公開に至ったんだと思います。
色々考えた作品ではありましたが、新劇場版のファイナルはスッキリ終わりたいものです( ´・ω・`)ノ~