シス子 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
理想的な「イクメン」?
原作1巻のみ読んで視聴しました
主人公の独身男性
大吉が
父親を亡くした6歳の女の子
りんちゃんを引き取り一緒に生活するというストーリーです
牧歌的な背景デザインと
やわらかいイメージの人物デザイン
ほのぼのとした雰囲気の作品です
ストーリーもまったりとしていて
大吉とりんちゃんの奮闘ぶりや
保育園から小学校に上がるまでのりんちゃん
大吉の周囲の大人たちの様子なんかが
すごく普通に描かれています
書き方が
ちょっとネガティブっぽくなってしまいますが
実写のほうが
しっくりくるんじゃないかって感じ
っていうか
実写版もあるんですよね^^
一番の見所は
やっぱり
りんちゃんですね
6歳なのに
自分から進んで料理をしたり
勉強もよくできるし
ちょっとおませさんだけど
とてもしっかりした女の子です
実はこの作品
原作もアニメ作品もだいぶ前に観ているのですが
たまたま
某Yahooに出ていた「イクメン」記事を見て
本作品を思い出し
感想を書くことにしました
一見
何気ない内容のように見えますが
よくよく考えてみると
子育てって
とても大変なことなんですよね
金銭的な面で言うと
最近は父子に対する手当てなんかも充実しているし
何より作品中の大吉は
経済的にはある程度潤沢(独身貴族ですからね~)という設定で
苦労するということはなかったですが・・・
{netabare}りんちゃんの衣服やなんかは必需品だから分かるとして
ランドセルとか
勉強机なんかも気前よく買ってましたね^^{/netabare}
問題は
りんちゃんが女の子であること
そして
{netabare}実の子ではないこと{/netabare}
まあ
{netabare}血縁関係があるといっても
(りんちゃんは大吉の叔母さんという関係だそうです){/netabare}
そういった状況で
りんちゃんを引き取る大吉の心境
勇気ある決断といえるのか
りんちゃんへの同情が勝ってしまったのか
私はとても理解に苦しみました
男の人が女の子を育てるって大変ですよ
男の人にはわからない女の子の悩みなんかを
これから親として受け止めていかなければならないなんて
並大抵のことではないですよ
ストーリーはとてもよかったのですが
冷静になって観てたら
ちょっと「ありえね~」
って感じがしてきました
まあ
受け止め方は人それぞれですよね