maruo さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2012年秋期、毎週一番楽しみに見ていた作品 A
原作 今読んでます
第1期のレビューです(読まなくても差し支えありません)
http://www.anikore.jp/review/453426/
ひだまりスケッチ×SP→1期→本作の順に視聴しました。最初に×SPを観たときは、登場人物も雰囲気も全く掴めず、置いてけぼり状態でしたが、本作を見ているときにはもうすっかり馴染んでいました。
1期のレビューにかなり書いたので、ここでは余り書き足すこともないのですが、2期、3期をすっ飛ばした私にとっては、新入生の存在がやけに新鮮に映りました。新入生がいるということは、当然、登場人物が齢をとるということです。そのため、ヒロ、沙英の卒業という避けては通れない問題を仄めかす描写もあります。ただ、原作でも卒業まで至っていないこともあり、本作でもそこまでは描いていません。
自身の進路に思い悩むゆのにとっては、今の生活はとても大切なものなのでしょうね。物事には終わりがあるから今が輝いて見える。今は精一杯楽しめば良い。本作は人生のうちで一番輝いている時期を描いているのでしょうね。ただ、普段おちゃらけてばかりいる吉野屋先生が、ゆのの内面を良く見ていたというはちょっと意外でした。たまには活躍する吉野屋先生もいいですね(別の活躍はしょっちゅうしていますがw)。
第5期があるとすれば、恐らく、ヒロ、沙英は卒業してしまうことになるでしょう。それでも観てみたいという気持ちが強いです。ゆの、宮子が避けては通れない道をどのように歩んでいくのか、そしてその後、最上級生としてどんな振る舞いをするのかには興味があります。次回作(あれば、ですが)は単なる日常系にはとどまらない作品となるでしょう。
余談ですが、本作が放映されている最中、掲載誌(まんがタイムきららキャラット)にはひだまりスケッチの付録が毎月のように付いていました。クリアファイルに、シャープペンシルに、しおりに・・・。キルミーベイベー目的で買い始めた掲載誌ですが、付録をゲットできたのは大きかったです。