bk958 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
願ったり叶ったり(*°∀°)
【あらすじ】
白浜坂高校の声楽部に所属する宮本来夏は、発表会での失敗から思い通りに歌わせてもらえていなかった。顧問である教頭先生との対立もあり、来夏は声楽部を退部し、新しく
合唱部を立ち上げる。
親友である沖田紗羽と元音楽科の坂井和奏、そして同じように廃部を言い渡されていたバドミントン部の田中大智とウィーンを加えて活動を始めるのだった・・・。
【総評】
P.A.WORKSによるオリジナルアニメーション。
ストーリーは新合唱部の活動を中心に降り掛かる問題を解決してゆく王道青春モノ。
グッドニュースとバッドニュースを繰り返していくベタな展開ですが、登場人物の小気味良い掛け合いは面白く、感動的な話もあり、楽しめました。
現実での女子同士のワイワイ感や男子との微妙な距離感を出しつつ、キレイじゃない部分は取り除いた半リアル路線。
同じくPA制作で学園モノといえば、『true tears』、『花咲くいろは』があるが、シリーズ構成を務めた岡田麿里さんがいなくなったことで、『tt』『いろは』よりも爽やかさを前面に打ち出した作風となっている。そのためクセのない、悪く言えば印象の薄い作品になった。
個人的にはテンポの良い日常パートと、それぞれのキャラクターがハマリ、毎週笑いながら観ることができました。
シリアスとのバランスやリアル感が絶妙で、作画もPAクオリティ、題材である合唱も高垣彩陽、早見沙織、瀬戸麻沙美というガチンコキャスティングにより満足のいくものでした。
飛び抜けた部分は無さそうですが、レーダーチャートにすればキレイな五角形になる良作です。
終盤にかけても、{netabare} 合唱部の晴れ舞台として文化祭があり、敵対していた声楽部勢の協力とか、ヘタレだった校長の活躍とか、アツい部分も見せつつすっきりまとまっていました。
学校をマンションにするという廃校エンドはちょっと無茶だろとは思いましたが・・w{/netabare}
キャラクターは来夏がツボでした(*°∀°)=3
終始うざい方向に迷走&暴走する様はウザ憎めなかったですw
来夏『ナンダト!?』
{netabare}
まあ何より、沙羽の旅立ち際に田中がどんな会話があったの
か気になってしょうがない・・・。公式発表はよ
個人的には田中のことだから、歯の浮くような告白をしたんだろうなとww
旅立つ前の沙羽はそれに答えるほどロマンチストでもなさそうだし、保留ってとこですかねww
ビデオレターで来夏がイジってたのを見ると完全に振られたって事も無さそうですし(^o^;{/netabare}
ワンクールで青春の甘酸っぱさ詰め込んだ良作です(^^♪