Asuca さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
楽しむ分には問題はないわけだけど…
ギャルゲー原作ということを考えると、このぐらいが落とし所かなと評価する。
物語性を言わせてもらうと、12話でこの内容は少しきつい。ただ、もう12,3話加えて見たいかというと、判断が鈍るので、繰り返しになるようだが、落とし所がここら辺だろう。
展開は、起承転プラス転プラス転結。数分の間に、随分と変化がある。このことに対しては、一種の滑稽さがあったけれども、内容が重いわけではないので、細かいことを気にしないなら、全く問題はないだろう。
少し突っ込んで、書かせていただくと、物語自体の終着点は、7話前後で既に決定されるので、その後は、人によっては、茶番と評価できないこともない。私個人も、ややその風はあると考える。
好みの問題を言えば、この展開で、三角関係等の幾分かの縺れを、フラグさえ立てない終わらしてしまったのは、退屈感が生じてしまう。
メインヒロインに、照明を完全に当てるのは、物語の基本なわけだが、名作品には、名脇役がいるわけで、サイドのキャラクターの表情や発言にもう少し気を配ってほしいが、大人の事情なのだろう…
作品中の主人公たちの言葉を言わせる前に、ご自身が頑張ってほしいと言ったら、この野郎ぉとかと言われてしまうのだろうか(笑)
最終的なことを言えば、楽しむなら問題は無し。ストーリー(展開)にはかなり無理がある。時間があるなら3話ぐらいまで見て、判断してみるのもいいのではないかと考える。
PS:作品の中で気に入らなかったのは、フィクションの中の人物が、まるで大根役者が、物語を進めているように感じたところ。たどたどしさが、目立っていた。