おかず台 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
魔王が悪とは限らない
というのは意外と昔からたまに使われてたネタだったような。
そういう場合大抵は実は正義側であるはずの神様が一番悪かったりとか。
なるほど、人間と魔族、その「戦争」の実情を中心に政治・経済・食糧問題を描いていくのね。
主人公たちの中の人の関係もあってそりゃ「境界線上のホライゾン」スレで話題に上がるはずだわ。
と言う事もあってホライゾンの交渉パートが好きな人にはすんなり受け入れられる作品だと思う。
ドラクエのりゅうおう「世界の半分をお前にやる」やら福圓さんに「ウルトラハッピー」と言わせて見たりと、古い物から新しい物までギャグを入れて、この堅ーいテーマの作品を見やすくしているのも良い感じ。
EDはともかくOPはあまり評判が良くないようだけど、個人的にはそれぞれの登場人物の立場・過去・これからの展開など色々な要素が詰め込まれたなかなか良いOPだったと思う。
--最終回を見て--
中盤は何をやりたいか、やっているかは分かるものの、ちょっとダレていた感じが有ったけど、全体としてはそれなりに面白かったと思う。
ファンタジー文化革命だねぇ。
ただ、「これは面白い! 原作読んでみよう!!」となるほどでは無かった。