退会済のユーザー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
面白かったです。
内容は小説原作のサイエンス・ファンタジー。
呪力(超能力)を持つ者が一般的な時代、1000年後の遠い未来のお話です。
不思議なお話ですが、興味を引かれ毎週楽しみに見ていました。
呪力を持つ人間はバケネズミから神と言われ、バケネズミを管理している。
{netabare}人間が悪鬼へと変貌するのを恐れ{/netabare}人が人をも徹底的に管理している。
そんな中で、主人公サキの語りに併せて話は進みます。
何より衝撃だったのは {netabare}バケネズミのルーツでした。{/netabare}
平穏とは言えないものの、それなりに幸せに暮らしている影にあった真実です。
見終わってみれば、わが身大事さに恐ろしい事をする人間の様を、色々と描いたものだったことがわかりました。
その様な暗い現実を多く目の当たりにし、葛藤しつつも尚、立ち向かってゆくサキたちが見所であり、そこに救いも見出せるのですが。
こうやってよく考えてみると、まざまざと人間の暗部を見せ付けられた思いでちょっと暗い気持になります。