せんたー試験 さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
毎度思うんだが最近のアニメはこじ付けがすごい。
戦車⇒維持費がかかる上に扱いにくいモノ。
まして、女子高生の力量で何とかなる範疇では無い筈なのですが…。
なんかすごいね…。
ちゃんと戦車戦をやってましたね。
なんで艦船の上に学校が?戦車道とは一体?
なんて言っては駄目オーラが…。
しかしながら、戦車戦に関する描写はピカイチではないでしょうか。
(私の場合、プラウダ戦でのt-34のキャタピラの動きでご飯三杯はイケました(笑))
大洗学園の戦車は特にですが種類が国籍、時代ともにバラバラなのが気になりました。
特に、旧日本陸軍の八九式は…正直ない…。
あれは本来走る棺桶じゃ…。
でも、八九式が出てきたという事は主人公の”西住みほ”の元ネタが”西住小次郎”である事の隠喩だったり…したらいいな…♫
フランス製戦車、シャールB1(アレ…Bisだっけ?)やイギリス戦車(リーは確かイギリス仕様のアメリカ戦車だったはず)と日本戦車が一緒にいると不思議な感じがします。
他の学校チームに関しても、
サンダース戦(アメリカ軍モデル)でなぜファイヤフライ(イギリス軍装備…)?
プラウダ戦ではt-34が1943年(タミヤ模型表記だとこうなる)式の”ミッキーマウス”砲塔(砲塔の天井に二枚付いているハッチを開けた状態で前から見るとミッキーに見える。)やt-34/85(1943年か44年辺りかな)なのにkv-2(1941~42年装備が妥当)が一緒にいるのだ?そこはJSU-152とかで良いじゃん。
など色々思う所・ツッコミ所はあるのですが。
こうなってくると撃ち合い・映像のリアリティー・マニアックなモノ好きには受け入れられそうですね。
でもまあ、ポルシェティーガーが出てきたので私的には大満足でした。
作品中の戦車はかなりマニアックなモノばかりとなっています。
劇中で”売れ残った戦車ばかりしか残っていない”と言っていましたが頷けますね。
全体的に、何にも知らない人でも見やすく作ってあるようですね。
細かい、本当に細かいところは少しディホルメしてあるようです。
単純に戦闘を楽しむ事も見方の一つだと思います。
人間ドラマもありますが、どちらかと言えばほのぼの?なのでしょうか。
戦車と言ういかついモノに親近感を持てる、新しいふれあい方を提唱してくれるアニメーションだと思います。