min@mi さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
感動した!
アニメを見て何度も涙を流したのは久々でした。
主人公(小野沢未来)は反抗期の真っ只中にあり、ストーリーの序盤は親や弟に文句を言ったり当たりちらす場面が多々描かれています。「俺もこんなこと言ってたなー笑」と、変に共感したというか、そのおかげですぐに感情移入できました。
地震が発生した場面では、建物の倒壊のさまがかなりリアルに描写されています。実際の災害発生時の危機管理について読み取ることもできると思います(高い建物のそばにいるとガラス片や瓦礫が落ちてきて危険、その他何がどのように倒れてくるか、発生後何に困るか・注意すべきか、など)。危機管理という点でもおすすめできる作品です。
この地震の発生を起点として、主人公が成長していきます。詳しくはネタバレになるため書きませんが、いろんな人に出会って、自分の弱い心と向き合いながら“歩き続ける”彼女の姿に、きっと何かを感じ取ることができると思います。
自分は感じすぎて何度泣いたことか…
その他:繊細な心理描写も魅力のひとつです。表情の動きや影の入り具合など。OPとEDの曲が非常にいい