とろろ418 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
魔女の釜の中で
視聴中→{netabare}友人の勧めで視聴開始しました。
演出面や悪役の描き方は良い感じかと思います。
そのお陰で主人公に感情移入がしやすく、入りやすい作品になってますね。その点は好印象です。
ただ、ストーリーやキャラは少し浅い気がします。
いえ、浅いというよりは上手く繋がっていないと言った方が近いですかね。
あのストーリー(過去)ありきで、このキャラ(現在)が形成されるものなのでしょうか?
そこにどうしても納得がいかない。
私が同じ能力持ってたとしたら、既に気狂ってますよ。おそらく。
真鍋くんは恰も用意しましたってキャラだし……。
こんなこと言うと非難浴びそうですが、周りの反応も含めて、少し被害者意識の強い作品かも。
もうちょっとここが上手くいってればもっと良い作品になるのではないか、なんて考えたりしちゃいますね。
まだ始まったばかりなので、今後の展開に期待しようと思います。
{/netabare}
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『視聴後(厳密には11話終了後です)』
「○○だあああ!」
と、とある作品の台詞を引用したいところですが、放送中なので自粛します。
幾らなんでも作者の都合のいいように事を運び過ぎですね。
そもそも琴浦の設定はどうなっているのでしょうか?
心の声が聞こえるのか(自動)、読めるのか(任意)、どちらにしても矛盾が発生するという謎。
キャラも窮屈そうですし。
ギャグ要素の強いラブコメ+奇を衒ったシリアス展開という作品が増えているような気がしますが、
個人的には相性はあまり良くないかと思います。
本来なら、前者で伏線を張って後者で上手いことどんでん返しする必要があるのですが、
奇を衒う場合、後者の雰囲気させ臭わせてはいけない。
これを実現するためには、相当な力が必要になりそうです。
この作品の場合は先に後者を押し出しているので、少しタイプは違いますが、根本的には同じかと。
琴浦が真鍋たちの力を借りて過去に出会った人たちと和解していき、
最後に母親とも和解という展開なら流れが続いたかも。
大まかな構成や3年生コンビなどは悪くなかったと思います。
問題は作品と作者の距離が近過ぎたことでしょうか。
純粋に物語を楽しみたい方にはお勧めしません。
自分で物語を書きたいと思っている方は見てみると良い勉強になるかもしれません。
※偉そうなこと書いてますが、素人の戯言ですので横目で流す感じでお願いします。m(*- -*)m