ワッキーワッキー さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
二期に合わせて一気(一期)観感想
タイトルからダジャレでごめんなさいorz
二期が始まったと言うことで、観はじめてやっと追いつきました。
私の中で、感動系ランキング2位にランクインです。
基準は語弊があるかもしれませんが、誰も不幸にはなっていないのに感動できたというところの評価が高いです。
嫌いというわけではありませんが、死や別れ、不幸で感動を誘うというのは、今まで数多く観てきたのでそうでない作品に評価が高くなってます。
物語として、競技カルタや百人一首が描かれていますが、私にはなじみのないものでした、認知度として、カルタと言う昔のお正月の遊びがあるということくらいしか知りませんでしたし、百人一首も学校で真面目に授業を受けていなかったので、ほぼ知らない状態でした。
しかし、そんな無知識な私でも、理解と言うより興味を持たせてくれるほど、しっかりわかりやすく描かれているので、安心して観ていただきたい作品です。
予備知識として、あった方がいいかなと思うのが、日本独自の競技と言うことで、将棋の奨励会の話(3月のライオンや月下の棋士)や囲碁(ヒカルの碁)などの知識があると、より一層作品の緊張感が引き立つかもしれません。
(なくても伝わるようにしっかり描かれていますが、あるとモブたちが、どういう思いで競技をしているのかが想像できて楽しめると思います)
また、競技としておもに一対一の戦いになりますが、強さの種類が多くキャラごとに独自の強さ、個性が描かれていて、戦略的な戦いも魅力となっています。
そして、主人公が特別な才能を持っているわけではないというのも高評価につながっています。
前半は、主人公が耳が抜群に良く、反則的に強く描かれていますが、
後半は、{netabare}それがだんだん当たり前のように感じさせてくれるところや、それのみでは戦っていけないところがまた高評価です。{/netabare}
残念だった点としては、二期が確定していた事からなのか、ラストが少し締まりが悪かったところです。
一期二期合わせるとまだ中盤という事になりますので、合わせて一つの作品ととらえた方がいいかもしれません。