三崎鳴 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
純粋にアニメを楽しみたい/泣きたい人向け
アニプレックス・フジテレビ・A-1Picturesの共同企画「ANOHANA PROJECT」が2010年12月に始動。スタッフ陣は2008年放映のテレビアニメ版「とらドラ!」を手掛けたスタッフが名を連ねる。幼馴染の死という過去を抱えた若者たちの葛藤や恋愛、罪悪感、友情、成長等を描いたドラマ性を重視した内容に観点を置いており物語の展開に従って複雑化していく人間関係が重点に置かれる。又主な特徴として死んだはずの幼馴染が幽霊として主人公の前に現れるがホラー的な描写ではなくあくまで周りの人間と同じように闊歩する。又周りの人間には見えない/会話できない点や鏡に映らないような点で霊的描写を映している。舞台となったのは埼玉県秩父市。実際にある地形や建物の名前を引用している。又、評価としては「EDの引きとか展開とかはよかったが最終回がすべて台無しにした」という意見が一部ではある。ただしあくまでも一部の意見であり個人的にはよくまとまったいい最終回だと感じた。DVD/BD売り上げは27万本超。あらすじは以下の通り。(wikipediaより引用)
幼い頃は仲が良かった宿海仁太、本間芽衣子、安城鳴子、松雪集、鶴見知利子、久川鉄道ら6人の幼馴染たちは、かつては互いをあだ名で呼び合い、「超平和バスターズ」という名のグループを結成し、秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし突然の芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、それぞれ芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、高校進学後の現在では疎遠な関係となっていた。
高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた仁太。そんな彼の元にある日、死んだはずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。芽衣子の姿は仁太以外の人間には見えず、当初はこれを幻覚であると思おうとする仁太であったが、その存在を無視することはできず、困惑しつつも芽衣子の願いを探っていくことになる。それをきっかけに、それぞれ別の生活を送っていた6人は再び集まり始める。