おかず台 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ストーリーの根本は意外と真面目な爆乳ハイパーバトル
原作を知らずに視聴開始。
「凄く面白い」というわけではなく、むしろ「良くて普通」な感じの内容だったんだけど、視聴していると何か心惹かれるものがあり、3DSの原作ゲームを購入、最新作のVITA版も一通りクリア。
(決して「おっぱい」に心惹かれたわけではなく……いや、言い訳じゃなくてホントに)
そうして原作を知ると、本作品の「原作付きアニメ」としての出来の良さが理解出来る。
ストーリーは基本的に第1作目の内容をアニメ化しているが、そのままアニメ化しているわけではなく、アニメオリジナルの追加・修正要素あり。
「現代の忍者=裏稼業」という立場から善悪について説いており、社会の縮図的なところもあって考えさせられる所もある。
また、OP主題歌も良い曲で個人的には2013年1月開始の作品の中では一番良いんじゃないかと思う。
この作品、そんなに評判は良くないけどアニメ版『武装神姫』と同じでまずは「原作好きのために作られ」ていて、あわよくば僕の様に「原作に興味が出てくる」人がいれば、って感じじゃないかと思ったり。
--12話感想--{netabare}
原作を知ってしまうとやはりどうしても原作と比較してしまうもので、そういう視点で見ると12話はちょっと……な所が。
そういう意味では逆に10話は良かったんだけど。
で、何が引っ掛かったってやっぱり特に「オロチ」の設定がね。
ただの秘伝忍法扱いにしちゃったら、「閃乱」ではあっても「カグラ」じゃなくなっちゃうよぅ。
せっかくVITA版の最新作でカグラの意味が分かったのに。
(「最新版で判明」と言えばOPの各生徒の回想シーンで雲雀だけ楽しそうに遊んでる理由もSVと照らし合わせると分かったけど……かつ姉の過去と共にアニメじゃ全く触れられなかったね……)
あ~、でも原作だと「超秘伝忍法書の戦闘システム面での存在意義が薄かった」事を思うと、アニメじゃちゃんと特別感があった。
凛も原作とは色々違うけど、まぁそっちは解釈として許容範囲かな。
どうでもいいことだけど、「陰乱に転ずる」ってアニメだけ見てたら絶対「淫乱に転ずる」に聞こえるだろうなぁ(苦笑)
{/netabare}