スズメバチ さんの感想・評価

4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

感想

最終回まで見ることができた。
そして、あらためて思ったこと。
賛否両論の否の人は、
「このアニメ、歴史や経済、政治についてある程度の知識がないと脳みそ爆発しちゃうぜ！」
というのが根幹にあるのだと思う。
それとは逆に、賛の人は、
「学生時代に経済史やってて良かった(=^・^=)」
「仕事柄、政治と経済に触れてて良かった(^_^)v」
など、内容を理解するための予備知識がある人だと思う。

物語では、地道な教育の成果が芽吹くことが描かれていたのだから、もっと長い時間をかけて予備知識のない視聴者にも興味を持ってもらえるようにすれば良かったのでは？と思う。

原作、買いに行ってきます。

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　久しぶりに時間ができたので、6話から特別編までを
一気に見た。

　さらに久しぶりに過去に読み漁った小説を読み直した。
（司馬遼太郎、宮城谷昌光著を中心に)

　その上さらに久しぶりに学生時代にレポート作成のために
いろいろ調べたことを書きためたノートを引っ張り出してきた。(魔女狩り、少年十字軍、寺院と荘園、ＧＨＱと農政
ｅｔｃ．）

　そうして感じたこと。

　権威を持った宗教人は宗教を穢している。というか、
異端だ。
　メイド姉はよく頑張った。その頑張りをあらわす為に
演説の表現が「ポイントがうまく表現しきれていない」
ところから始まり、「民衆の自我を呼び覚ます」で
終わっているように思える。たぶん。

　ただ一つごめんなさい。勇者が商人に見返りとして
期待したこと。あの商人なら…と、思はないでもないが、
ウーン…？

　いろいろ考えたり、調べたりしたくなる、めずらしい
作品。

　アニメの終了を待って、原作を読んでみようと思う。

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皆さんの感想では６話でバトルシーンがあるみたいですが、
５話までの感想として読んでください。
（６話が放送されてない地域ですので…）
＊派手でカッコいいバトルシーンがないところが大変良い！
＊視聴者の想像力に期待したはしょり方が良い！
理由としては、インパクトのある映像は戦争賛美になりやすいから。
戦争では、たくさん人を殺めた人が英雄。
正義とは、「勝った側の正義」。
この物語の目指すところが
魔王と勇者が手を組み、戦争を根本からなくそうと
草の根活動的な行動をとる物語だと、
勝手に思い込んでるスズメバチにとって
かなりの高評価です。