ワッキーワッキー さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ライトノベルの作り方
良くできた物語で、どなたでも楽しんでいただけるのではないかと思います。
さらに、キャラデザですが、同じく西尾維新シリーズの化物語を観てからこちらの作品を見ようと悩まれている方、
安心して、視聴してくださいデザインはちょっとチープかもしれませんが、だんだん可愛く見えてきます。
私の考えでは、アクションに特化させるためのデザインではないかと思っています。
と前置きはここまでにして、本題のタイトルで書いた
ライトノベルの作り方です。
ここで言うライトノベルとは、ふつうの小説と違い
キャラに特化した小説の事とさせていただきます。
定義付でも書いたように、ライトノベルではキャラが重要に
なってきますが、この作品ではキャラ自身も自分の特徴を考えて、オリジナリティーを出そうとしています。
こうやったら失敗といったキャラも出て来て瞬殺されたりします。
そういった様子が物語中なのに、まるで作家さんが自室で
紙を目の前にペンであれやこれやとプロットに悩む情景が
浮かんできます。
さらに伏線に関しても、こういう風に出しておいて、
こうやって回収するんだよと言ったような
まるでお手本のような伏線になっています。
さらに最後の盛り上げも、王道のやり方をとても良くみせています。
というように今作品は指南書のような印象を受けたので、
ライトノベルの作り方とさせていただきました。
関連作品
●バクマン ●西尾維新シリーズ