ぼん@百合人 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
商店街を舞台にした日常群像劇(2/8 ネタバレ追記)
けいおんスタッフが描く京都アニメーション発のアニメ!ではありますが・・・、だいぶけいおんとは一線を画していると思います。
なんといっても魅力なのは、メインのキャラもモブといわれるであろうキャラも、全員に設定が細かくつくられており、表情や動きが巧みです。
特に私が関心したのは、視線です。
言葉に頼り切らない、アニメならではの伝え方が上手い・・・と感嘆してしまいました。
メインキャラクターは
たまこ
みどり
かんな
デラ(とりさんです)
のようですね。そこにもち蔵がどこまで関わってくるか。
また先述したとおり、たまこの家族や商店街を営む人の人間関係も深い。誰が誰を好きという好意をはじめ、いつも張り合うライバルのような関係や、人をまとめる立場を任された信頼深い人など・・・本当に人間が生きているかのよう。
日常群像劇ということや、2話でかんなが言っていた
「たまちゃんは商店街に夢中だね」
という言葉からも分かる通り、恋愛に傾くストーリーにhならないと思います。
ちょっとほっこりできる、そんな心にやさしい物語のようです。
{netabare}
ちなみに1話では
たまこ←もち蔵が確認できます。
なんとも奥手のかわいい男の子です。2話の紙コップの会話でも「私たちの?」と聞き返すシーンや、デラに「お前自身を盛り上げろ」というシーンによく好意が現れていました。
2話では
たまこ←みどりがでてきましたね。
スタッフつながりの「けいおん」シリーズでは百合創作が盛んではありましたが、恋愛としての描写は全くありませんでしたから、とても驚きました。ああ、一応百合好きなので細かくかきますと・・・
・「みどりちゃん髪の毛きれいだね」のシーンでの瞳がゆれる描写
・「みんな誰かを愛してる」での視点移動が商店街の後にすべてたまこ
・「誰が誰を好きになってもいいんだよ」「だね」のシーン後、中央にたまこ
・「私たちもいつか大好きな人にチョコをあげる日がくるのかな」「たまこには・・・一生無理っぽい!」この間が切ないというか苦しい←
2/4日更新の「もちもちラジオ」でみどりちゃんのキャラソン「girlfriend」が流れました。
コメント抜粋すると
洲崎綾(たまこ役)「みどりの力強い感じがさ・・・たまこへの思いみたいなのが聞いてる私達も凄い伝わって来るし・・・」「みどりの歌が流れてる時は、なんかちょっと恥ずかしくてねこちゃん(金子有希,みどり役)の方みれない」
等あり、公式確定か・・・?という感じです。
また制作日誌 | TVアニメ『たまこまーけっと』公式サイト tamakomarket.com/diary/ でうさんたさんの日誌でも、みどりちゃん→たまこの確認ができますね。
5話ではついに、もち蔵とみどりちゃんバトルが発生。
もち蔵の告白を邪魔する、
デラちゃん使うのは卑怯と伝える等・・・
「みどりちゃんはもち蔵がすきなの」疑惑もあるようですが違う気がしますね・・。
理由としては、今回ハッキリ見えてきましたw
遠泳の折り返し時にみどりちゃんがたまこに
「もち蔵のことどう思ってるの?」
と聞きます。たまこは「もち屋仲間だよ」と答えます。相変わらず鈍いなあ・・・><
次に
「じゃ、じゃあ私のことは・・・?」
「みどりちゃん?・・・だいすきだよっ」
っというやり取り。
ここでいうたまこの大好きという気持ちは友情でのものと考えられます。
だけど、みどりちゃんがもち蔵のことを好きだとしたら、比較として自分の事を聞いたりはしないと思いますね。
この場面以外にもデラちゃんが「二人は同じにおいがする」など言っていることも理由に挙げられるかな?
というわけで、5話のバトルは面白すぎた・・・!
私的にここまでやるとは予想外w
すいません、語りすぎました///
{/netabare}
共通して言えるのは、もち蔵の場合もみどりの場合も「言葉」の力に頼っていない描写がよかった(先述ですみません)