takumi@ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
1話を観ての感想
幼い頃から人の心が読めてしまう琴浦はるかが主人公。
人の心、声に出さない本音が瞬時にわかってしまうのって
すごくつらいことのほうが多いと思う。
読めてしまったことを口に出さなければいいのに、と思うけれど
彼女の能力が判明する前までは、何不自由ない豪華な暮らしぶりのお嬢様。
すでに性格形成の土台は仕上がっていたということなのだろう。
で、このレビューページのあらすじにもあるように
読めた心を口にしてしまったことでさまざまなものが崩壊。
学校でも孤立し、死んだような瞳になるまで傷ついていく本人。
ふと『夏目友人帳』の主人公・夏目君を思い出した。
妖怪が見えて怯え、周囲からは虚言癖のある奇妙な子的扱いを
受けた子ども時代がちょっと重なる。
1話から重々しい鬱展開か、と思いながら観ていたら
転校した学校で、底抜けに素直そうでとぼけたキャラの真鍋君登場。
彼の存在でかなり救われたし、事態は急展開・・面白くなった。
まだ登場していないメインキャストも数人いるし、
EDの歌詞を聴いていると心温まるいい話になりそうな予感はすごくする。
これは期待できそう。ってことで迷わず視聴続行です。