「刀語-かたながたり(TVアニメ動画)」

総合得点
88.3
感想・評価
3065
棚に入れた
16300
ランキング
119
★★★★☆ 3.9 (3065)
物語
4.1
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ネタバレ

優馬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

時代に翻弄された人達の生きざまを語る 

あの物語シリーズの中にあって時代劇という異彩を放つ作品

原作は西尾維新のライトノベル作品

好き嫌いが多いとは思うが、独特なキャラデザインによってかなり重く暗い内容やグロイシーンなどが救われているのは確かだ。

この物語は、伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の作った刀、完成形変体刀十二本を集める旅に出る奇策士とがめの登場から始まる。

全12作にあわせてあるのかと思えるほど1作ごとに1本の刀を集めていく流れになっている。

また作中では1作が約1ヶ月の行程ともなっている。

そもそもの始まりは、20年前にさかのぼる

旧将軍の後に世を治めたのは、政治的手腕に優れていた家鳴家であった。

家鳴将軍家が全国支配する尾張時代が始まって百年以上が経過し、平和が続いていた。

ある時、幕府の信頼も厚かった奥州の顔役、飛騨鷹比等が全国規模の反乱を起こす、後にこれを大乱と呼ぶ。

大乱に終止符を打ったのが、虚刀流六代目、鑢六枝。
彼は飛騨鷹比等を討ち、反乱を鎮圧するのだが、この後鷹比等の関係一族はことごとく断殺。

飛騨一族で唯一生き残ったのが幕府に使え出世を目指していた奇策士とがめだった。

とがめは、復讐のために歴史をも変えるという完成形変体刀十二本を集め、それを元に出世して将軍そばに使える身になろうと躍起になっていた。

しかし、刀収集のために雇った人材にことごとく裏切られ刀を強奪されていた。
刀にはかなりの魅力があるらしい・・・

そのために決して裏切らないであろう人材をスカウトしようとしてとある島にやってきた。

その島「不承島」は、大戦の英雄といわれた虚刀流六代目、「鑢六枝」が幕府から危険視され家族もろとも幽閉されていた島である。

不承島では、すでに六代目鑢六枝は亡くなっており、七代目当主である「鑢七花」と姉の「七実」だけが暮していた。


幼少時に親を殺害した敵であるはずの虚刀流を雇いたいためにとがめが訪れた理由とは・・。

その強大な実力もさることながら「虚刀流」とは刀を使わない剣術(拳術)であり、完成形変体刀の魅力に取り付かれることで裏切られるという今までの失敗を踏まえたうえでのことからであった。

完成形変体刀とは、かつての戦乱時代のこと

伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の作った千本の刀の所有数こそが、戦局を大きく左右したという逸話があり、その勝利者であった現幕府もその所有数は、勝利者となる時点で500本を超えていたという。

その後幕府は、刀の力の強大さを恐れ全国に刀狩令を実施し、四季崎の作った刀を988本まで集めていた。

しかし残りの12本こそがその他988本を試験台として作られた完成品であるというのが事実。

その12本は、それぞれ独特な性質を兼ね備えているために完成形変体刀と呼ばれている。

もうひとつ、12本の刀はそれぞれが創られた年代が後になるほど完成度が高いとされている。

また、とがめが七花に命令したのは
①とがめを守ること
②刀を傷つけないこと
③七花を守ること

鑢七花は、とがめとの約束を守るということで二人で刀収集の旅に出るのだが、旅に出るきっかけとなったのが
とがめが以前雇っていた 真庭忍軍十二頭領のひとり真庭 蝙蝠。

蝙蝠は、とがめとともに不承島に上陸し、とがめの行動を邪魔しようとして状況が良くわかっていない七花と戦い、七花はその際にとがめのことをいろいろと知ったことからであろう。

その際、所持していたのが裏切られたときに持ち去られた完成形変体刀の絶刀「鉋」この刀の特性は折れないこと。

結果は、七花に倒されてしまうことで、真庭忍軍の最初の殉職者となり、12刀の最初の1刀目の収集が成功となる。

のちに、この真庭忍軍はその中途半端な強さから
この作品において、かませ犬的な役割になりさがってしまう。

真庭忍軍とは、
暗殺専門の忍者集団で頭領が十二人おり、3人一組になった
鳥組、獣組、魚組、虫組の四組に分かれている。
七花いわく通称「まにわに」


島を出た二人は、刀の所在がわかっている鳥取へ向かう、そこには因幡国酷城の現城主で居合い抜きの達人の宇練 銀閣がいた。

目にも留まらぬ速さの抜刀術「零閃(ぜろせん)」の使い手が持つ刀とは、切れないものがないとされる斬刀「鈍」。

しかし、光速の抜刀術も技の弱点である真上からの攻撃を七花に見抜かれ敗北する。

次に出雲国三途神社へ向かい、敦賀 迷彩を倒し、迷彩が持つ千刀「鎩」を奪取する。

敦賀 迷彩は、帯刀せずに相手の刀を利用して攻撃を仕掛ける奪刀術千刀流の使い手であった。
千刀「鎩」は千本もの刀を1刀として呼んでいるという特性があった事から、多刀使いの千刀流と千本の刀を現す千刀「鍛」の相性は非常に良かった。


とがめは、ここまでの刀の所有者に対して七花がすべて断命していることを憂い、所有者も場合によっては殺さないで倒すという注文をするにいたる。

これは敦賀 迷彩の本来持つ性格の良さや、過去の行いの反省から、現在は人助けなどの善行を行っており、昔は悪人とはいえ殺すに惜しい人材であった反省から。

3刀目は、日本一の剣豪 錆 白兵がもつ薄刀「針」
半透明なほど薄く美しい刀

白兵は、女性と見間違うほどの美少年で以前とがめに雇われた際に薄刀「針」の美しさに心奪われて裏切り者になっている。

とがめ、七花に対して決闘状を送りつけ、巌流島で七花と決闘するが、ギリギリのところで七花が勝っている。
作品には戦闘シーンが全くなく、とがめと七花の戦いを語る後日談しかでてこない。

これは、3話目が真庭忍軍虫組の3名と七花の姉、七実との不承島の死闘シーンが大半を占めているため。

姉の七実はこの戦いを通して相手の力を読み取り自分のものにできるという戦闘特性を披露し、その天才の強さをだしている。
彼女いわく「七花は弱い」というほど自身は天才的に強く、父の六枝からも、もって生まれた強さがある天才に教えることはムリだと言わしめた。

4刀目は刀というより鎧
薩摩の南にある港町で鎧海賊団の船長 校倉 必が所有する、賊刀「鎧」。

校倉 必は根っからの悪人ではなく、その昔 賊に殺された妹の面影をとがめに見出して一目ぼれをする。
勝ったら七花の役目を自分が行うということで七花と公開の闘技場にて戦うことになる。

賊刀「鎧」のもつ特性で、普通の鎧と同じように鎧とおしの技が効くと思っていたところがそれが通じず、鎧を壊してはいけない、中にいる必を殺してはいけないなどの制限があったため、七花は思ったように技を使えず苦戦する。

しかし、実は七花がもともと持っている身体能力だけで十分強くそれに気がついてからは、いとも簡単に倒せてしまう。

二人は、校倉 必の気遣いからか 本当は嫌がらせなのか ここからいきなり船のたびで北周りに蝦夷地まで移動することになる。
 
蝦夷の壱級災害指定地域、踊山に住む凍空一族が持つといわれる刀 双刀「鎚」
実は、二人がたどり着いたときにはもう踊山に住む凍空一族は滅ぼされていた。

唯一の生き残りの凍空 こなゆき という少女だけがこの地にいて、彼女に雪の中で倒れていた二人は救われた。

1人でいたことが寂しかったらしく、見た目には明るく振舞いながらも二人と別れたくはなかった。

彼女は、壊滅した村から双刀「鎚」を探し出してきたのだが「所有者としての『資格』がなければ刀は渡せない」と嘘をついて二人を足止めし、七花と戦うことになるのだが、そのときに戦った素人的な攻撃が七花には全く読めず。攻撃を防ごうとして自らの腕を盾にしたため折れてしまった。

とがめはこれをみて試合を中止し、こなゆきの勝利とした。
七花にとって初めての敗北となる。

素人であり、殺意がない、しかも少女というより幼女であるということで非常に戦いにくい相手であった。

こなゆき自身は、遊んでもらっている感覚で楽しんでいた。

実はこの双刀「鎚」は、重量がかなり重く、先の戦いで鎧ごと巨漢を持ち上げて投げ飛ばすほどの怪力を示した七花ですら両手でも持ち上げられなかった。

こなゆきは、いとも簡単に片手で持ち上げて自在に振り回すなど子供とは思えないほどの怪力を出せる。

この地に真庭忍軍の狂犬がやってきて、忍者の能力を使い、こなゆきに乗り移った。
このときにも七花と戦っているが、そのときにはいとも簡単に七花の攻撃を受けて倒れている。

七花はこなゆき自身を殺さずに狂犬の持つ残留思念だけを破壊し、こなゆきを元に戻した。

一方、島を自力で抜け出した七実は、じつはこの凍空一族を滅ぼした犯人であった。
刀があまりにも重かったので持ち出すのをやめて、次の刀を求めて移動していた。

移動先は剣士の聖地、土佐の清涼院護剣寺
そこを乗っ取り封印されていた悪刀「鐚」を奪取する。

寺は、生き残りもいないほど、ほぼ壊滅状態になっている。

とがめと七花は、そこへ向かってやってくるのだが、七実は
悪刀「鐚」が必要なら自分と戦えと七花にいう。

本物の天才と呼ばれる姉との戦いでは、普通では勝つことが出来ず、とがめの策を持って再戦を行うことになる。

結果、見て覚えて戦うという七実の特性を破るために突然真っ暗にするという視覚を失わせるという奇襲攻撃的策略で一撃を与えることに成功する。

このとき虚弱な七実の身体を活性化するために、七実自身が悪刀「鐚」を自分の胸に刺し込んでいた。

このときの攻撃によって胸に刺した刀を取り戻すことに成功したのだが、しかし、七実は自分を殺すまで終わらないとして、とがめを攻撃する。

七実の攻撃で、とがめの髪の毛はばっさりと落とされ、七花が戦わなければ、次はとがめの首をはねるという。

結果、七花を激怒させ、更なる戦いをおこなうのだが・・・

そもそも天才的過ぎて相手の能力を見て覚えて使うというのは、もって生まれた自分の強さゆえに弱体化しているに過ぎないことを告げる。

本来の実力を使うと、自分の体がついていけないことを理解していたため弱体化する手段としていた。

しかし、死を自覚した七実は自らの本当の力を持って弟の強さを取り戻すべく自らを死に至らしめるように七花に言って戦うのだった。

お互いが本気モードで戦い、最終的には七花が七実のとどめをさして勝利した。
この一族は家族であっても戦い倒し、真の実力者だけが残るという家訓のようなものがあったようだ。

この後、いちど尾張に戻る二人だが、そこにまっていたのは、否定姫。
彼女は、とがめのライバルで目の上のたんこぶのような存在。

それが、知っている情報を教えるというのだ。
この否定姫は、実は四季崎記紀の末孫である。

腹心の部下として、左右田 右衛門左衛門という元忍者を使っており、裏でいろんなことを画策する。

実は、とがめと同じように幕府の没落を狙っているのだが・・・。

その否定姫の持つ情報では不要湖に何かがあるらしい

二人は、不要湖へ向かう

そこには何かを守ろうとして巡回しながら、人間を見つけると自力で移動して戦うからくり人形がいた。

からくり人形は日和号という

四季崎記紀が生前もっとも愛した女性を模したからくり人形であり、微刀「釵」そのもの。

江戸の壱級災害指定地域、不要湖を数百年にわたって徘徊し、射程距離に入った人間を無差別に攻撃する

七花は感情がないことから攻撃が読めないことを寄寓していたのだが、とがめは戦略としてエネルギーが消費してしまった後、充電を行うときに動きが止まるということを見抜いていた。

相手に技をたくさん出させ続け、消耗を早くするというところで七花は充電が切れるまでの間攻撃し続けた。
動かなくなったところで捕縛し、活動終了となった。

棋士の聖地、出羽の将棋村に道場を構える心王一鞘流の現当主となった汽口 慚愧 所持する刀は 王刀「鋸」。

戦闘用というより心をマジメにする作用が大きいもの
所持している本人は、もともとがそういった性格なので大きな効果があるようには思えないのだが、これこそが代々党首に伝わってきた大切なものであり、簡単には手放せないという。

彼女との戦いは、将棋を戦い勝ったらようやく、実戦で戦うというもの。
だが、戦うときに、七花が無防備で刀も持たず戦うということを防具一式と刀を持たなければ戦わないということを決め事としたため二人は困り果てる

防具や刀を身につけると極端に弱くなるため、なかなか勝てない。後に慚愧いわく虚刀流ののろいのようなもの

とりあえず道場に通いながら距離感をなくしていくことにするが戦えるレベルにはならず。

とがめの策略で勝つ、約束だからと 王刀「鋸」を譲り受けれたのだが、のちに素手で戦い七花の本来の強さを知ることで、まともにやり合えば自分が負けていたと負けを納得していた。

そして、仙人の彼我木 輪廻 長生きのため四季崎記紀から直接刀を譲り受けていたが、それがいらないと土の中に埋めてしまった。

そこへ城が建ち、やがて戦いとなり負けて城がなくなり、刑場に変わったのち今は野原になっている。

刀を手に入れるために戦うのではなくとがめ自身の力で掘り起こすという条件がついた。

仙人はいろいろな状況の中で自分たちの心と対話をさせる。
とがめの前に現れるのは父親であった。
誠刀「銓」を発見したとき最後のこの父から声を聞いた。
とがめはあまりの恐怖と哀しさに忘れていた言葉を思い出した

「容赦姫(とがめのこと)を愛している」と父は言ってくれた・・・彼女の心の何かが救われた気がした。

この刀の変わった特性で刀の柄の部分しか存在しないというものであった。
戦うにあらずという専守防衛しかできないものであるというのだが、実際は守ることも出来ないだろう。

いわば戦うことのおろかさを表現しているものと言える代物である。

その他の刀として真庭忍軍の真庭 鳳凰が手に入れた毒刀「鍍」がある。

真庭 鳳凰は、あまりに強すぎる「刀の毒」にあてられた状態となり意識を四季崎記紀に乗っ取られていた。

七花の敵ではなく毒の威力を警戒しながらも勝った。

最後の刀・・・というより拳銃 炎刀「銃」は否定姫の側近である左右田 右衛門左衛門が所持している。

厄介なことに飛び道具であり、その能力は誰も知らない
時代の流れで鉄砲自体が珍しく ましてや短銃である拳銃になっているなど誰も気がつかないであろう。

すべての刀を集め12刀目が尾張にあるということを知り、とがめと七花が戻ってきたとき左右田 右衛門左衛門が出迎える。

警戒すらしない二人に向かっていきなり拳銃を発射する。

玉は2発、とがめに命中するのだが二人とも何がおこったのかもしばらくは気がつかなかったようだ。

血が流れていくことで死を決意するとがめ、何も手が出せないままとがめを抱きかかえる七花。

とがめは七花に最後の言葉としてすべてを話すのだった。

とがめの名前は容赦姫という
幼少の頃に見たあまりの光景のために髪が真っ白になった。

憎しみと復習のために感情までもコントロールでき、それがゆえに父の敵である虚刀流と手を組むことも出来た。

復習を行った後は、七花ですら殺すつもりであったという
七花を好きになるという自分の気持ちも利用していたという


しかし年月がたつとともに心底お互いが引かれていく・・・

最後の別れには、否定的なことを行っては見るものの
結果としてお互いが愛し合っていたことに間違いはない

先に逝ってしまう彼女を想い、七花はその後どうやって生きていくんだろうか

また、とがめが死に至るなかで、とがめを狙った命令を下した否定姫に「ありがとう」を告げている。

七花や自分の愛する気持ちですら利用した自分自身の策略的結末において、そのまま復讐を成功させていたらきっと自分が一番悲しい目にあっていたことを理解していたのだろう。

ここが潮時であったのかもしれない、また七花の本来の強さを発揮するためには、人間に戻してしまったとがめは、逆に不要であった。

自身もそれに気がついていたため実際には七花を殺す前に自害していたかもしれない。

否定姫と容赦姫(とがめ)二人は似たもの同士であった。


一方否定姫は将軍の前に来ていた
四季崎記紀の目的と変体刀についての話をする

四季崎記紀は数百年後に世界の国からこの国が狙われたときに幕府のふがいなさのために国が滅びると予感していた。

そのために12刀の刀を作り幕府を転覆させようと策略した。
実際には、この12刀も試験的作品であり、本当の完成品は自らの身体自体を刀にすること・・・虚刀流を作り上げることが最後の仕事であった。

13刀目の虚刀流は、12刀を破壊する力を持つその力を持って幕府転覆を成就する

四季崎記紀の末孫である否定姫も幕府崩壊、それを目的としていた。

というより自らがその策略の最後の設定を実施し、結末を見届ける役割になる。

しかし、結果として幕府を倒すことなど無理な話であった。

幕府を守る11人の剣士と1名の忍者、それらが持つ12刀の完成型変体刀、七花はいとも簡単に彼らを倒す。

七花は、刀を壊してはいけない、自分を守らなければならない、相手を殺さないようにしなければならないなどの封印が全くないことで自己の力を最大に生かせたわけだ。

あの天才剣士である姉の七実ですら倒した境地に至れば、本気の力を発揮する七花に勝てるものなどはいない。

最後の敵となった忍者 左右田 右衛門左衛門だけは
その刀の特性がわからず
事前に戦っていなかったため苦戦を強いられたわけだが
戦う中で覚えてしまった後半に至っては、完全に凌駕していた。

最終的に将軍と否定姫のいる部屋に来た七花
とがめの敵を討つのだが一撃を与える力しかないという
どちらなのか・・・七花は迷いもせず将軍を狙った。

将軍とその側近を倒したくらいでは幕府は何も換わらなかった。
新しい将軍が出来ただけで世の中もさほど変わらない。

とがめや否定姫がもくろんでいた幕府転覆などは、単なる夢でしかなかった。

七花がすべてを終わって旅を続ける中、否定姫が追いかけてくる。
七花は彼女とともに旅をしようと決める・・・この二人の新たな旅が始まる。

何故か否定姫の中にとがめが映って見えた。


少しおもしろい見所

とがめの口癖で 叩こうとするときの気合「ちぇりお」
天才を自負していた自分の勘違いで本来なら「ちぇすと」と言うべきところを「ちぇりお」といい続けていたために間違いに気がついてもそのままそれを言い続けることで流行らそうとした。
死に際にまで「ちぇりお」を引き継いでくれと暗いシーンを明るく盛り上げて別れを惜しんでいた。

将軍を倒すシーンで七花は「ちぇりお」という気合を入れて一撃を与えた。

とがめの冥福を祈る。

投稿 : 2013/01/12
閲覧 : 233
サンキュー:

15

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