だわさ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
俺の言いたい放題な感想。
時系列確認↓
傷物語 高3春休み
猫物語黒 4月中旬~GWまで
化物語 GW後~6月中旬
偽物語 7月中旬~8月中旬(夏休み)
傾物語 新学期直前
鬼物語 新学期~8月下旬
猫物語白 新学期~8月下旬
囮物語 10月末~11月はじめ
恋物語 年開けて1月~2月
花物語 1年後の4月中旬
憑物語 恋物語の後、2月
感想↓
アララギ君が羽川に対して「素直に気持ち悪い」と思ったこと。家に忍び込んで驚愕・恐怖したこと。これに対して違和感を感じてしまうかどうかが面白いかどうかの鍵だと思うね。
羽川の異常性を確かに異常と認知するのは原作を読んでいたからすんなりできた。でも、アニメしか見てない人は、傷物語当時から匂わせていた羽川の異常性について明確に断固「異常」と判決を下すほどの描写がそこにあったかどうかいささか微妙なレベル。感覚としては、不幸な家庭環境を押し出し過ぎ。父に殴られたあとのセリフの印象強調不足かなと。
それから。
アララギ君が身を挺して猫を退治しようとしたこと。
『これは、羽川のためにやったことでも、
ましてや、救おうとしてやったことでもない』
自分が、「自分は羽川のために死んだ」
という結果を残したかっただけの自己満足。
もっと言うと、羽川を恋愛対象として見れない自分の葛藤の償却。
作中、恋を通り越して、羽川のために死のうと思ったなんて表現がある。
俺にはこの表現が引っかかる。
恋の先にある最上級な感覚だとアララギ君自身が自己救済しようとしている感覚がここに顕著に現れているね。もうぷんぷん臭う。
それからやっぱりみんな言うとおり、傷物語やらないとね。アララギ君が金髪少女に土下座し続けた理由が、知らない人にとっては謎すぎるわw
んで、猫物語白お楽しみに!
可愛いわけでもなく、萌えるわけでもなく、ただ純粋に最高に愛おしい羽川優等生チャンが待ち遠しいわー