つるぴか さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
シリアス全開の悪党共の話
今回はついに双子の話がきました。
そしてそれに伴いグロさも一段とすごくなってきました。
双子回では、エダとレヴィが組むという楽しい展開だったのですが、それ以上にホテルモスクワのバラライカ率いるヴィソトニキ(遊撃隊)は目を見張るものがありました。
双子もなかなか頭を働かせて戦っていたと思いますが、さすがはもと軍人っていう戦略勝ちをバラライカが見せてくれて、頭脳戦とかが好きな僕にとっては大満足な内容でした。
その後のジェーンが来てからの偽札の原本をめぐる争いでは、またしてもエダとレヴィが組む展開で僕はこの二人の組み合わせが意外と好きなのでうれしかったです。
エダの金が絡んだときの頭の働かせ方は素晴らしかったです。
あんな単純な手を使うとは命のかかってる話なのにどこか笑える感じでコミカルな雰囲気が楽しかったです。
ただ、一番好きだったのはシェンホワvsエダ・レヴィです。
1期で共闘していた人と本気で殺しあってるのがすごい新鮮でした。
ふつうのアニメとかだったらどちらかに迷いとかあるのにまったく感じさせず、むしろお金のために喜んでやってるくらいなのがやはりこのアニメの世界観らしくてよかったです。
{netabare}
またラストでジェーンとベニーがくっついたのは予想外でした。
そしてなんといってもこの回ではエダがCIAだったことが明かされ、今後の楽しみの一つです。
{/netabare}
そしてラスト、19話からはついに日本が舞台です。
バラライカが日本で大暴れしてました。
今回は極道のお話で日本ということもあってロアナプラのなかとは違い義理や人情などもあってすこしだけ感動できたように思います。
この回の見どころは僕が思うに、{netabare}ロックの心の内側が明かされていく展開だと思います。
雪緒に内側を見透かされ、動揺し苦悩するロックというのが印象的でした。
まだ甘さを捨てきれないロックでしたが、今回で少し変化が見られたと僕は思います。
またレヴィが今回だいぶロックに好意というか、惹かれているというかそんな印象を受けました。
それをバラライカにも指摘され、彼のような生き方を目指すべきではないといわれてましたが、それでも結構いい感じではあったように思うので今後の二人にも目が離せませんね。
{/netabare}
またラストは僕の記憶が正しければ、原作と少し違ったように思います。
まあぜんぜん面白かったので問題ないです。
銀二vsレヴィは今までのどのタイマン勝負よりもぼくは好きでした。
全体として2期は動きがあったようにおもいます。
このあとはOVAのロベルタ回を見ようと思います。
2期もよかったので期待したいと思います。
もしまだ見てない人がいたらこの作品はおすすめです。
ただ、結構表現はきつめなのでその辺はじゅうじゅう承知して見てください。
今回はまだ見てない人におすすめしたかったので、結構ねたばれかもと思う部分があるのですが、あえて何もしてないところが多いのでもしネタバレじゃねっておもったらメッセージもらえると助かります。