Tuna560 さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
『うさぎドロップ』作品紹介と総評
宇仁田ゆみの同名少女漫画のアニメ化作品。
原作は既読です。
2部まである原作ですが、アニメでは「りんが幼児期に大吉と出会って、家族としての関係を築く」第1部が描かれています。
(あらすじ)
祖父の訃報で訪れた祖父の家で、30歳の独身男、河地大吉(ダイキチ)は一人の少女と出会う。
その少女、鹿賀りんは祖父の隠し子であった。望まれぬ子であったりんを施設に入れようと言う親族の意見に反発したダイキチは、りんを自分が引き取り育てると言った。こうして、不器用な男としっかり者の少女との共同生活が始まる。(wikipedia参照)
ストーリーとしては良くある「子どもと一緒に成長する育児物語」です。しかし、ここに「死の観念」が加わり、意外と深いストーリーになっている。確かに…子どもに「死」を教える事は非常に難しく、とても辛い事に思います。
また、ダイキチにとても感情移入が出来ました。
同年代の友人にりんと同じくらいの子を持つ方もいるためか、「自分も、これぐらいの子がいてもおかしくないのか…」と考えさせられました。実際、自分がダイキチと同じ境遇に陥った時、ここまで毅然と対応出来ただろうか、とも考えました。
そして、りんとダイキチの関係性も面白いですね。
家族には色んな形があるのだなと、これまた考えさせられました。
なんだか、色々と考えさせられてばっかりですね(汗
まだ第2部が残っていますが、アニメ化はするのでしょうか。
内容ががらっと変わるので、ここで止めておいても良いかもしれませんね。