りんご さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
たぶん超最低なセリフが超かっこよく聞こえたのは何故だろう
西尾マジック炸裂。
シャフトの演出もさすが、安定していますね。
小説を読んでいるだけでは動きなんてない(想像が出来ない)会話劇が、
あんなにたくさんの視点、描写で表現されるなんて、監督の頭の中は一体どうなっているのか。
カット数は絶対大変なことになっている。
作品と制作会社のシンクロ率がすごい。
一番驚いたのは暦さんのアホ毛に骨があったことです。
だからあんなに多彩な動きをするのか。
豊かな表現力ってうらやましいです。
一番面白かったのは猫と20戦バトルをした忍野さんの背中。
ずっと「弓刺さってますよ!?」と気になって気になって仕方がなかったのに、
やっと背中が見えたと思ったらすっぽんだったという……
もう爆笑でした。最高です。
暦さんが羽川さんへの気持ちを何故閉じ込めたのか、
しばらくずっと考えてしまいました。
結局のところ磁石の同極同士だったからでしょうか。
似たもの同士がくっつくって一番単純で必然な感じがしますが、
憧れと恋は違ったのか……。
原作を読んだらもう少し違う表現がされているでしょうか。
早く読みたいです。
相変わらずのセリフ量でしたが、神谷さんの演技素晴らしかったです。
細かい部分もすごいなぁ……と圧巻でした。
つばさキャットに続き、堀江さんのセリフもかなり大変だったと思います。
声優泣かせの言葉ばかりですが、スラスラ綺麗に出てくるあたり、
プロって本当にすごい。かっこいい。
冒頭に傷の映像が観れたのがとても嬉しかったです。
テンション上がりました。