「文学少女 劇場版(アニメ映画)」

総合得点
64.7
感想・評価
274
棚に入れた
1391
ランキング
3687
★★★★☆ 3.7 (274)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ネタバレ

南のエデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

文学を愛し食する少女と、文学に傷つけられた少年の銀河鉄道の夜w

天野 遠子は文学少女なのです。彼女は文学をこよなく愛し、愛すあまりに、文学を食してしまう秘密の癖をもってしまいましたw


その秘密を木蓮の木下で目撃してしまったことから、井上心葉くんは彼女に心を奪われていくことになるのです。


心葉くんは文学の才能があり、かつて大賞をとった程の実力があるのですが、その才能ゆえ、恋人を失うことになるのです。


心葉くんの彼女は彼を独占したいとずっと嘘で固めた文学で心葉くんを縛ってきましたが。


いざ世の中のふるいにかけられてしまうと、才能がないことに気がついてしまいます。


そして、才能を持たない自分から、心葉くんが去ること恐れ、彼の目の前で飛び降り自殺を計るのです。


それから、心葉くんを縛ることだけを生きがいに生きていくのです。


その彼女の傷から立ち直れない心葉くんを救ってあげたのが
天野 遠子ちゃんなのですw


遠子ちゃんと居るだけで徐々に癒されていく心葉くんその思いがいつか恋に変わっていきます。


ですが、彼を縛る美羽ちゃん。それに気がつき心葉くんを思う周りの友人、ななせちゃんと一詩くん二人共とてもよくできた子達でほんとにいい子だったなw


特にななせちゃんは体を張って美羽ちゃんの悪巧みを暴いてくれたりもします。


ラストはプラネタリュウムでの銀河鉄道の夜さながらの一面の星の海の中で美羽ちゃんの心を洗い流し、遠子ちゃんは去っていきます。


それを追いかける心葉くんの胸に思いが爆発し一緒にいたいと告白するのだけど::


私は「文学少女」だからと彼の思いをことわり、去っていく。


もうこの時の音楽と宮沢賢治の銀河鉄道の夜のシーンが合いすぎても涙腺壊れたかのようにボロ泣きの私。


2時間の劇場版なのだけどとてもよくできている作品なのでした。


ジョバンニの思いとカンパネルラの思いの交錯良かったw


おすすめ作品ですよ^^

投稿 : 2013/01/05
閲覧 : 272
サンキュー:

16

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