hiroshi5 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
純粋さだけがヒロインの魅力を引き出すのではない
最終話がなんだかんだで一番面白かった。初めは大和のイケメンぶりに「こんな奴いね~よw」と小ばかにしていたのだが、物語が続くにつて彼のイケメン要素が段々そこまで重要じゃないことに気付いた。
要は、優しいんですよ。素直なんですよ。そんで純粋なんですよ。残念ながら私には到底辿り着け無い場所にいるようです<大和
まぁ大和のことはほっておいて、肝心のめいだが、あまり魅力が無かったように思う。
恋してるめいは確かに可愛かったが、どうもキャラとしての魅力が薄い。
こういうタイプの恋愛作品だと、どうしても「君に届け」と比べてしまう。爽子はめいと比べると、圧倒的に魅力のある女性だと思う。友達がいないという点では立場は同じなんだが、そこに「さだこ」要素を入れたりコミカルな笑いが含めていることからヒロインの魅力というのがより強調されていたように思う。
この「好きなよ。」ではOPの雰囲気からも分かるように、「ふんわり、ほわほわ」な物語を展開させようとしたのかもしれないが、それがあざとく裏目に出てしまったのかもしれない。
何にせよ、今ひとつインパクトに欠けたことは確かだ。「君に届け」の一話と「好きなよ。」の一話を見比べるとそれは一目瞭然だと思われる。
ヒロインが純粋なだけでは駄目だ、ということが理解できた。