Tuna560 さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
『トータル・イクリプス マブラヴオルタネイティヴ』作品紹介と総評
『マブラヴ オルタネイティヴ』のスピンオフ企画として制作された同名小説のアニメ化作品。
(あらすじ)
『マブラヴ オルタネイティヴ』本編が開始される2001年10月22日、物語はその約11か月前から始まる。アラスカの国連軍ユーコン基地で進められている先進戦術機技術開発計画(プロミネンス計画)実験部隊を舞台に、各国のテストパイロットやメカニックたちによる熱き戦いの物語が描かれる。(wikipedia参照)
といいましても…実は私、原作未プレイのため、本作でマブラヴデビューとなります。戦術機の模型やフィギュア等でこの作品の存在は知っておりましたが、内容に関してはさっぱり。実際に観るまで、この作品が外伝作品である事すら知らなかった有様です…。
さて、そんなまっさらな状態で今作を視聴し始めたわけですが…感想としましては、最初の2話が一番面白かったというものでした。
最初の2話『帝都燃ゆ』は、初見の視聴者のために世界観を説明するためのTVアニメ版オリジナルエピソードみたいですね。BETAの存在や人類の劣勢具合、それまでの独自な歴史に関しては非常に分かりやすく、緊張ある戦闘や殺伐とした世界観にとても引き込まれました。
しかし、それ以降は新兵器のテストパイロットの視点で物語が展開し、運用テストや模擬訓練など戦術機を用いた「対人戦闘」が多い印象でした。そのため、BETAの脅威がない場所でのストーリー進行となり、『帝都燃ゆ』で感じた良い点はほとんどありませんでした。多分『帝都燃ゆ』は、『マブラヴ オルタネイティヴ』本編に近いストーリーだったのかと、視聴後に感じました。
やはり、『マブラヴ オルタネイティヴ』を知らないというのは、この作品を視聴するにあたってのマイナス要素だったのかと思います。本編を知らずに外伝作品を観る物ではありませんね…。
この作品では面白さを十分に理解出来ませんでしたが、『マブラヴ オルタネイティヴ』がアニメ化されれば、是非観ようと思いました。