CC さんの感想・評価
2.3
物語 : 1.5
作画 : 1.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
一夫多妻制作委員会
スピンオフとか言い方は色々あるが、メインヒロインが交代した『ToLOVEる 三期』と思っていれば良い。メインヒロインはララの妹のナナ。一夫多妻を目指して、今日もスカートの中に潜ろうぞって物語。
『ToLOVEるシリーズ』の中では、一話三部構成でバトルなどのアクションのない二期が最も好きなので、今回「黒咲芽亜」という新キャラの登場と同時にアクション復活と非常に残念に思えた。前作はテンポも良くあざとい「ラッキースケベ」を笑って見ていられたものの、本作のエロさには真面目さが垣間見え笑えなかった。毎回結果は「寸止め」で終わる癖に真面目さがあるのが気持ち悪く思えた。
作画は「パンチラ」までも規制していて規制の基準が良く分からなかった。卑猥な描写は前作以上にあるものの、そういうシーンを終始「白い光」で隠して、TVを使ってまで何がしたかったのかよくわからない。多数のヒロインをエロいシチュエーションに持ち込むのが本作の主旨なのだから、セールスポイントを隠しては元も子もないのでは?ブルーレイの売り上げに繋げたかったのかな。「白い光」解禁されたら、ただのAVだろうけど…。
本作は元メインヒロインである「ララ」の存在感が薄くなっている。本作を視聴し終えて「リト」と「ララ」の相性はとても良かったと改めて感じた。「リト」のうぶな部分と「ララ」の天然な部分は、巻き込まれ系主人公の「リト」が一番コミカルに輝けるカップルだった。
ってか、『ToLOVEる』にdarkness成分は不要でしょ。