退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
11話、12話を観終わって
内容を忘れないうちに10.5話までのレビューを書いておきます。
タイトルにあるとおり、女子高生が戦車を操縦すると言う凄いものを組み合わせたアニメです。
このアニメに出てくる「戦車道」は華道や茶道に並ぶ乙女の嗜みとして認知されているんですね。
で、主人公の西住まほが大洗女子に転入してくるところから話は始まります。
西住がなぜ2年生の時期に転校してきたか、それは前に居た学校での出来事が原因で戦車道の無い大洗女子に転校してきたのです。
ですが、ここで大洗女子の生徒会が戦車道を復活させると言い出し、西住に必ず戦車道を履修するように圧力をかけ、全校生徒には戦車道の魅力をプレゼンしたりと、生徒会で使える権限をフルに使って活動していきます。
これにも深い理由があるんです。
このアニメに出てくる戦車はどれも実在するものばかりで、とにかく戦車の立ち姿が綺麗なんですよね。
細かなところまで描かれていて。
また、戦車の設定も細かく再現されていて、戦車内での役割分担(車長、操縦手、装填手、通信手、砲撃手)や砲台の照準の合せ方から、専門用語出てきたりかなり本格的に戦車の魅力を語っています。
戦車道は学校対学校のチーム戦で戦車同士を戦わせるんですね。
試合形式はフラッグ戦(フラッグ車の破壊)と殲滅戦(敵全車両の全滅)の2種類ありどちらも見ごたえのあるものです。
個人的にお気に入りは、練習試合であった殲滅戦の市街地での戦闘ですね。
11話、12話これからクライマックスどうなるかのところでこのお預け状態、お気に入りのアニメだっただけにとんでもないガマンを強いられてしまいました。
早く続きが観たいです。
残りの11話、12話を視聴し終わって、
黒森峰戦はやはり緊張の連続でしたね。
試合開始直後は開けた場所での野外戦。
黒森峰が有利な地形でのスタートでした。
そんな不利な状況でも諦めず、大洗が得意とする市街地戦に持ち込むために相手を撹乱し徐々に戦地を市街地へと移動していきます。
しかし、そこで待ち受けていたものは黒森峰の超重量級戦車「マウス」
移動速度こそ遅いが、砲撃の威力はケタ違い、装甲が分厚くて大洗の戦車ではその走行を貫けないと大ピンチに。
そして、最終回の演出としては最高の、フラッグ車同士による一騎打ち。
このシーンは本当に見応えがあり、「あんこうチーム」の今までの努力の成果を結集した素晴らしいチームワークによる戦闘シーンでした。
最後に、
まさか自分がここまで戦車アニメにハマるとは思いませんでした。
今回の話が全国大会編なら、
2期を制作するなら世界大会編あたりなんですかね。
是非、2期も制作してもらいたいお気に入りな作品です。