ふりーだむ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
可愛らしい噺家の女の子が繰り広げるブラックユーモアあふれる楽屋話と東京見物を堪能させていただきました。
5人の若手女性噺家達の楽屋での雑談にスポットを当てた作品。久米田先生ならではの時事的なブラックネタがメインとなり、政治、社会、世界情勢からアニメまで多くの事柄がネタとして使われています。
主な登場人物は、蕪羅亭魔梨威(ぶらっていまりい)、防波亭手寅(ぼうはていてとら)、空琉美遊亭丸京(くうるびゆうていがんきょう)、波浪浮亭木胡桃(はろうきていきぐるみ)、暗落亭苦来(あんらくていくくる)の5人と希に出てくる「覆面」の6人が楽屋で楽しい話題に花を咲かせます。
真面目な顔してボケるのか突っ込むのやら江戸っ子口調が特徴の魔梨威さん。食べても太らず、天性の危機回避能力を持つ手寅さん、眼鏡が特徴の腕っ節の強い丸京さん、幼い見た目と口調の裏に計算高さと腹黒さを隠し持つ木胡桃ちゃん、見た目も中身も鬱々としている苦来さん。5人が5人の特徴を出し合って見事なまでに「久米田」ワールドを展開していきます。
ブラックユーモアあふれる会話と、毎回5人が東京の名所の東京タワーやら浅草寺、ビックサイト、歌舞伎町、六本木、そして最後は秋葉原
に繰り出し、その地を巡るウンチクやネタで楽しませてくれます。
かなり「現在」の時事ネタが多いので、今が旬とも思いますし、後から見ても、「あんなこともあったなぁー」なんて感慨にふけって見ることもできるかと思います。
水着回有り、温泉回有り、魔梨威さんの蒙古斑つきケツ出しは数知れず、丸京さんのヌードもありとお色気(?)シーンも満載と見所もたくさん。久米田さんらしい気の利いた、かなり辛口なブラックユーモアなので、「こんなの放送できるのか?」などと心配してしまう部分もありますが、個人的にはかなり楽しませていただきました。
個人的には秋葉原の回、5人が電気屋のテーマソングをぼかしながら歌う箇所、「この中にはもう聞くこともない歌もある」のシーンが良かったですね。昔関わっていた業界の話で、「聞くこともない歌」がわかってしまう自分が悲しいやら嬉しいやら^^
オ○マ、カ○フィ、将○様の「お・か・し」も笑わせていただきました^^
OPもEDもとても可愛らしい作りでとても良いですね。歌も良い。
とにかく、「女の子の可愛さをお楽しみ頂くため邪魔にならない程度の差し障りのない会話」をじっくりまったり楽ませていただきました。
内容の無いことを書き連ねてしまいました、「つまんねーこといってんじゃねーよ!」とのツッコミは「お後がよろしくって…よ!」ということでご容赦くださいませ^^;