シス子 さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

中断してもクオリティへの妥協を許さない姿勢に高評価

１０．５話までの感想です

{netabare}このサイトでレビューを見て
初めてこの作品を知りました
そして放送延期のことも同時に知りました

観ようか悩みましたが観ることにしました
うーん見るべきではなかった
いい意味で
やっぱ悪い意味でかな？

面白い
面白すぎる
女の子、バトル、その言葉に食いついてしまった自分のせいです

女の子が頑張ってます
戦車がかっこいいです
ありえない話ばっかりです

そして１０．５話まで観てしまいました
次が気になってしょうがないです
最終回の放送が決定してから観ればよかった(ToT)

再開を楽しみにしてます


そして{/netabare}


１１話から視聴再開です

内容とか関係なく
最初は涙でした

思わず「おかえり～」って言ってしまいました

みんな
全然変わってなかった～！（当たり前か＾＾）

長く離れて暮らしていた
わが子を迎える母親のような心境でした（経験ありませんが＾＾）

そして
１１話、１２話をイッキに視聴してしまいました

やっぱり
戦車での戦闘シーンがすごく凝ってますね

これ
本物の戦車でもこんな戦い方ができるの
って思うくらい奇抜な戦い方がいろいろ

火力も車体も小さい戦車で大きな戦車を倒したり

相手より少ない数の戦車での戦術など

{netabare}「もくもく」作戦{/netabare}
{netabare}「パラリラ」作戦{/netabare}
{netabare}「おちょくり」作戦{/netabare}
作戦名はカワイイものばかりですが

戦車を全く知らない私が見てても
納得するような戦術で
勝つんだから
どうしようもなくすごいんです


お話の世界観は
「戦車」に「女の子」という異色の組み合わせ

しかも
「戦車道」という武道が普通に存在しています

古くなって捨てられている戦車を探し出し
自分達で
メンテナンスして

操縦や操作方法なんかは
マニュアルで勉強して
すぐに
戦車を操れるようになるなんて

少々ツッコミを入れたくなる部分もありましたが
こんなところも
自然と世界観に入り込みやすかった要因だったのかな


ストーリーもよかったですね

主人公の「にしずみみほ」ちゃんが通う
「県立大洗女子学園」

みほちゃんの
「戦車道」チームをはじめ
生徒会やら
バレーボール部やら
自動車部やら
風紀委員やら

個性的な女の子たちばかり

乗り込む戦車には
「あんこう」チームや
「ウサギさん」チームなどの
チーム名がつけられ
それにあわせたマークが車体にペイントされています

そんな女の子達が頑張る姿はまるで
ちょっと緩めな部活動に励んでいるみたいです

そして
{netabare}学園の存亡をかけての試合{/netabare}

決勝戦の
「黒森峰女学園」との試合は凄まじいものでした

序盤はみほちゃんの立てた作戦が
{netabare}ことごとく功を奏し相手を翻弄しますが{/netabare}

徐々に
{netabare}数で勝る相手に押されていきます{/netabare}

数でも火力でも上回っている相手にどう立ち向かうのか

ここのところは
{netabare}試合が「フラッグ戦」というルールらしい終わり方でしたね{/netabare}

結果は観てのお楽しみです

最後は涙というよりは
清々しいものでした

これ
絶対２期やってほしい～


最後に

最終回を観終わって
「ガルパン」のことをwikiで見て
初めて
この作品がアニメオリジナル作品だったことを知りました

ストーリーから
作画まで全て製作委員会オリジナルなんですね

加えて
たくさんの戦車の細かいデザインや
たくさんの登場人物のキャラデザインなど
を考えると

製作スタッフさんの多大な苦労がうかがえます

クール途中での中断も
そんな大変さからきたのでしょう

スタッフの皆様
本当にご苦労さまでした