runguren さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
それなりに面白かった
原作未読。
個人的にはすごく面白かったわけではないが、それなりに楽しめた。
まず、設定がとても面白かった。SAOで死んだ場合、現実世界でも死んでしまうという設定のおかげで、緊迫感が生まれ、特に2話目のボス戦では、作画・BGM・声・演出も最高でとても引き込まれた。しかし、その後ストーリーはキリトの女の子攻略を見せつけられ、はじめ期待していたものとは違う方向へと展開していったのがちょっと残念。まぁしかし、それなりに楽しめたが。
ボス戦回は、どれも良く動き格好良いのでとても盛り上がる。しかし、75層の骸骨みたいなボスは、盛り上げるだけ盛り上げさせといて、次回であっけなく倒されてたので、がっかり。さらにSAOもあっさりクリアしたので若干ポカーンってなった。
ALO編に入って、死んでも所詮ゲームだから温くて緊張感がなく微妙。直葉ちゃんにキリトの正体がばれるところは良いシーンでした。
キャラに関しては、やはりアスナがかわいすぎる。さすが正妻。キリトの主人公補正と厨二病具合は、見ていて気持ちがいいほど強烈でした。どんな状況でも女の子を好きにさせるキリトさんさすがです。あとは何と言っても、子安さんの演技が素晴らしすぎる。小物感・変態キャラをあそこまで引き出した子安さんの演技はすごい。特に24話の須郷の変態っぷりは名シーンでした。まさに子安劇場で、シリアスなシーンなのに吹き出してしまう。
「んあぁっ//あまい!?あまいぃー!!!」
作画はここぞという時の戦闘は、かなり気合が入っていてよかった。個人的には2話のボス戦が一番良かった。
音楽は全OP・EDが作品に合っていて良かった。ボス戦のBGMも好きでした。
全体を含め、尺が足りないので物語の進行速度が異常だった印象。ALO編はそこまでではなかったが、SAO編はあり得ないスピードだった。SAO編は2クールくらい欲しかった。なので、説明不足だったり、??と思うこともあるが、細かいことを気にしなければ楽しめると思う。