シス子 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
いいことありまくり!
この作品は
100%言葉遊びの物語です
オススメはやっぱり掛け合いのシーン
正直ストーリーなしでもご飯3杯いけるくらい^^
特にいいのは暦君と真宵ちゃんの「かみまみた」ネタ
「かみまみた」からの展開でここまで笑わせてくれるなんて
あと撫子ちゃんのドラえもんとビックリマンネタは笑えました
言葉ネタでほかにも面白いなぁって思ったものがあります
登場人物の名前とか
駒に書かれた文字による画面演出なんかも
(黒駒とか白駒とか)
面白いと思ったのは怪異の名前です
{netabare}たとえばひたぎちゃんのエピソードで出てきた「おもし蟹」
憑かれたひたぎちゃんの重さがなくなったということで
おもし(重し)蟹ということですが
ひたぎちゃんが母に対する”思い”をなくしたことにも掛かっているって{/netabare}
なんか洒落てます
ストーリーは主人公阿良々木暦が怪異に関わった女の子たちを助けるという物語です
登場する女の子はみな個性豊かなかわいい女の子ばかりです
でも女性の目から見た一押しは忍野メメさんです
(暦君ファンのみなさんごめんなさい)
メメって名前かわいいけど立派(?)なオヤジです
アロハのおっさんです
でもなぜかメメさんの語りに惹かれてしまいます
人を見透かしたような語り口だけど
「なにかいいことでもあったのかい?」って言われると
いいことありまくりになってしまいそう^^
余談ですが
このアニメを見たのは私がアニメに興味を持ち始めたころです
原作はおろか
あらすじも全く知らずタイトルだけ見て視聴しました
1話目の一番最初
{netabare}翼ちゃんのパンチラシーンで顔を赤らめ
キスショットの戦闘シーンで目を覆い
(これはあとで鬼物語のシーンと知りました)
次々と表示される文字についていけず
落ちてくるひたぎちゃんとOPの巨大化したひたぎちゃんを見て混乱{/netabare}
これはいったい何のアニメ?
正直引きました
でもメインに入って
一変会話のシーンばっかりになります
{netabare}ひたぎちゃんの
「銅四十グラム、亜鉛二十五グラム、ニッケル十五グラム、照れ隠し五グラムに悪意九十七キロで、私の暴言は練成されているわ」
のセリフに爆笑し
ニヒルなメメさんのお話にうっとり
ヘルメット姿の無口な忍ちゃんに「かわいい~」{/netabare}
こんな感じでのめり込んでいきました^^