「C - The Money of Soul and Possibility Control(TVアニメ動画)」

総合得点
84.8
感想・評価
3621
棚に入れた
19270
ランキング
274
★★★★☆ 3.7 (3621)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.7

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メア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「しょせん金は金か あるいはそれ以上のものか それともそれ以下のものか  立場が変われば見え方も変わる 不思議なものだな 金というものは」

『モノノ怪』などで独特な世界観を作り上げた中村健治さんのオリジナル新作。
今回はどんな世界を作ってくれるのか期待。


タイトルである『C』には、見てれば気づいただろうが、各話のサブタイトル
complication
coincidence
conspiracy
conversion
cultivation
conflict
composition
confidence
collapse
collision
control
と、毎回「C」で始まるこれらの意味や、
Cash、Capital、Creditなどの「C」で始まる多くの金融用語といった、様々な意味が含まれている。
つまり、確定した意味はなく、どちらかと言えば個人個人の取り方で多く変わる意味のタイトルになっている(んだと思う)。

このアニメを見て「お金に関しての勉強になる」という意見も上がるが、公式サイトの解説にて『「C」はお金の仕組みを学べる「お勉強」アニメではない。お金の意味について自分で考えるきっかけになってほしいという願いが込められている』と言われている。
また、個人的な意見としては『未来』、また、自分の行動、それもほんの小さな行動にてその『未来』に影響を及ぼす可能性がある、といったことも気づけると思う。
(まとめ方がうまくないのでスミマセン)



~内容について~
10話まではとても面白く見られました。
それこそ(個人的に)今季で1番期待できるほどに。
しかし11話=最終話では意見が割れると思います。
ディールの行方は曖昧に終わらされ、その後に取り戻した未来では羽奈日以外は生きているのかもわからない。それ以前に、過去に金融街の影響を受け消えた言った人々は間違いなく救われていないし、結局真坂木は公麿の周りに居座って、金融街は消えたわけではない。それに公麿は家もお金も何もかもなくしたって感じ、つまるところ一文無しのホームレスになったようなものだし、三國さんは「今に残るよ」と言っているところからあの「未来」には居ないだろうし、サトウさんは消えたような消えてないような・・・。竹田崎もどうなったのかさっぱり。結局ハッピーエンドのように描かれたバッドエンドでしかない。
しかも話があいまいで分かりづらい。
それにディールのルール詳細や、用語などが解説不足過ぎて分からないことだらけでもある。一応公式サイトやWikipediaにて調べればそれなりにわかるが、やはりアニメだけを見ていた人には不丁寧な作品であったようにも思われ、最近よくある「何故1期で無理やり終わらせたのか」という作品。
特別酷くはない、むしろいい話ではあるが、それだけに残念だったかな? と。

 音楽
OPはまあ中~上。
個人的意見としてはOPはそれっぽく作られていた。
EDはよくわかんなかったかな?

 作画
キャラデザについては普通。
間違いなく感情移入するのに適したようなデザインではなかったです。
戦闘シーンのつくりは中の上、かな?
なかなか多くの技、キャラも出てきてそれなり。
なにより、金融街のつくりが一番評価できた。
Cによってシンガポールが消えるとき、金融街が消えていく=シンガポールも消えていくところが個人的には1番評価できた。

 声優
声優はとくに有名どころな人はいなかったが、各キャラにあっているので悪くないと思う。

投稿 : 2011/07/04
閲覧 : 1092
サンキュー:

28

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