ポクレウル さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
キャラの魅力が十分に伝わる作品でした。
ひとつのストーリーとしては十分に楽しめるものでした。
キャラのそれぞれの個性がわかりやすいほど明確に表現
されていて、見ていて面白いし、感情輸入もしました。
ほのぼのとしていた感じもよかったです。
自分は無知で11話を視聴した時、これは13話ぐらいまでいくのかなと思っていました。どう考えても残り一話で、あの状況から収束していく形が想像つかなかったからです。
中二病でも恋がしたいというからには六花は再び戻ることは予想していましたが、それに加え凸守についてのこと、他のキャラへの焦点、また主人公の心境の変化等を残り一話でやるのは無理があったのではないか・・・。実際無理があったように思えました。
主人公と丹生谷の二人きりの会話のセリフに関してはよくわからないし(後から考えてもよくわからない)、主人公が六花の家まで行ったことに関してはもう完全に辻褄合わせのストーリというかまさに意図的につくったストーリという感じがしてしまい少々幻滅してしまい(新幹線で行ったと思われる距離を夜中、自転車で行こうと思うだろうか・・・)、それでも終わりさえよければという気持ちで見守っていたら、あぁ・・・うん。ハッピーエンドは大事だよね。そうするためにはこういう展開を描くしかないよな・・・。
最後のナレーションは物は言いようだよなと自然に感じてしまった。そういう考えの理屈は理解できるけれども、よくわからない。
自分としては今まで良かった分、少し残念な形で終わってしまいました。
実際やることは無理だと思いますが主人公には行ってほしくなかった。というかBADENDで終わってほしかった。別にBADENDを期待してるわけではなくあの流れからするとそれが自然のように思えたから。あとから、追加で(1話ぐらい)HAPPYENDに向かうなりしていたら面白かったかな。まぁ無知なのでそれがアニメを放送する上で可能かどうかは知りませんが。
それでも全体的に大変面白かったです。
※最終回について否定的になってしまいましたが、もちろん全否定というわけではありません。ただ単にん~どうなんだろうか程度です。