たつじん さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ヒーリング効果のある京アニミステリー
とにかく画が美しくて繊細です。
またBGMに弦楽奏やピアノなどクラッシックが多く使われていて、時間が緩やかに流れていくのを感じました。
内容からジャンルはミステリーに分類されますが、殺人事件が起こるような「血なまぐささ」は全くなく、「古典部」という部活に入部した男女4人が、高校生活で起こる日常の不思議や疑問を解き明かすというとってもほのぼのするものです。
主人公4人のキャラクターがとてもしっかりしていて、それぞれの個性や感情がうまく描かれていて・・・。
中でも、好奇心旺盛の女子高生「える」の「わたし気になります!」の無邪気なセリフと目を輝かせる表情には男性の心をくすぐる魅力がありますね。
省エネ主義の折木が知らず知らずに協力してしまう気持ちがよくわかります。
そんなキャラクターやストーリー、BGMがあいまって、心が癒されるような・・・
ヒーリング効果のある作品です。
さて本題と離れますが、ここで主人公「折木奉太郎」流に論理的な考察を・・・
テーマは「あにこれメンバーの性別」です。
メンバーのプロフ性別が「女性」があまりに多いのが「気になって」しまいました。
プロフ初期値は女性では?・・・と思って調べたら、やはりそうでした。
1.まず「男性」と入力されている方=男性でほぼ間違いないでしょう。
初期値の性別を変えているので男性と考えるのが妥当です。
2.次に「女性」で生年月日が1月1日以外の日の方=この方もほぼ女性です。
なぜなら生年月日を入力しておいて、性別欄をさわらないのは不自然です。
さわらない=女性だということでしょう。
3.初期値(女性で生年月日が1月1日orブランク)の方=男性・女性両方おられると考えられます。
プロフ登録をしていない、またこだわらないと思えば初期値のままにしているでしょう。したがって男性も女性も含まれます。
4.最後は「その他」の方=男性・女性ともにおられるでしょう。どちらかといえば男性が多いと思いますが。
理由はちょっと自分をミステリアスな存在にしたいという気持ちの表れではないかと推測します。
3.4の方はニックネームやサムネ、レビューの文面で、ある程度の憶測はできますが・・・。長くなるのでやめておきます。
そんな、どうでもいいことをちょっと考察したくなるような作品でした。