Tuna560 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
『TARI TARI』作品紹介と総評
P.A.WORKSによるオリジナルアニメーション作品。
(あらすじ)
白浜坂高校の声楽部に所属する宮本来夏は、ピアノ担当の上野みどりの譜面捲りを担当していた。前々から歌を歌いたいと希望していた来夏の思いを察したみどりは、顧問である教頭先生に一度言ってみたらと来夏に問いかける。しかし、来夏は教頭先生から去年の発表会での失敗を指摘されたうえに「音楽の才能は無いから諦めなさい」と断られたことに憤り、声楽部を退部して新たに合唱部を作ることを決意する。
来夏は親友の沖田紗羽、元音楽科だった坂井和奏、バドミントン部の廃部を宣告されていた田中大智、そしてウィーン(前田敦博)が紆余曲折を経て入部する。かくして、5人の部員達の物語が始まった。(wikipedia参照)
合唱部を通して、各キャラの挫折を挽回するために、文化祭で唄うことを望んだ青春物語です。ストーリーラインは至って等身大で、大会やコンテストではなく「文化祭での発表」を目指す物となっている。登場人物と同年代の視聴者にはとても観やすいのではないかと思います。
しかし、テーマや目標が地味な上に、登場人物の動機の弱さが気になってしまう。それゆえ、所々「わがままのごり押しじゃないのか?」と思ってしまいました。また、全編を通して「すごい!」と思えた箇所が少なかった印象があります。
10年前に観ていたら、また観方が違ったかもしれませんね。