ヴィーノ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
2012年を代表する傑作の一つ
「涼宮ハルヒの憂鬱」、「CLANNAD」、「けいおん!」など数々のヒット作を生み出してきた京都アニメーションの2012年作品。
京都アニメーションの作品は結構見てきましたが、個人的にはこの作品が間違いなくベスト1位の作品ですね。
主人公、折木奉太郎が古典部に入部したことがきっかけに繰り広げられる謎解きの数々を、一筋縄ではいかない人間模様と巧みな情景描写を交えながら映像化した青春ミステリー。
ストーリー、脚本、演者の演技、キャラ描写、作画、演出、エンターテイメント性はどれも最高でした。
いいものを作ろうという演者・スタッフの意思が滲み出ている意欲作と言っていいんじゃないかと思います。
それに相まった映像技術もさすがというか、素晴らしかったです。
ハッピーエンドばかりではなく、感傷に浸る部分も見せながらほろ苦く青春劇を描いていたことも高評価の一つです。
回を重ねるごとに登場人物達の心情が変化していくのも、うまく描かれていたと思います。
最後まで退屈せずに見続けることが出来ました。
そして何やかんやで、折木奉太郎と千反田えるの関係が好きすぎる。
この二人は応援したいですね^^