南のエデン さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
悲しき少女達の物語人形の姿で生きてるのですね
作品は前から知っていたのだけれど、見る機会がなくて、後回しになってましたw
見てみるとこれが、なかなか面白くて1期12話なのですが一気にみることができたのです^^
桜田じゅん君は受験に失敗してしまい、その挫折感を消せないまま、学校生活を送ってましたが、とうとう馴染むことができなくなり、登校拒否で引きこもりになってしまいます。
お姉さんの、のりちゃんは弟思いのいい子で少し、おチョコチョイなところもあるのだけれど、心優しい性格で好感もてちゃいます^^
両親はいるのだけど、共稼ぎで家にはいません。そんな二人の生活に通販にハマってしまったじゅん君が取り寄せた商品に紛れて、シンクちゃんがやってくるのです。
通販でも呪いグッズ中心でこの子大丈夫?って私おもちゃったりしました><。
シンクちゃん機動するなり、いきなりじゅん君を家来にしてしまいます^^
私、じゅん君それまでちょっと生意気という印象だったのでシンクちゃんよくやったよーなんて思いましたw
彼女達は、ネジを巻かれることで動くことができるのだけれど、それが、彼女たちにとっての戦いの始まりでもあるのです。
それはアリスゲームと呼ばれ、ローザミスティカとよばれる彼女たちの命と呼べる物の奪い合いなのです。
最後に残った人だけが製作者の「お父さん」にあうことができ、理想のドールになれるのらしいのですが・・・
一緒に作られた姉妹で争う悲しい宿命なのです::
この少女達によって、桜田家かなり引っかき回されちゃいますが、そもそもそれまでが壊れてる家だったので、ちょうどよかったのかもしれませんねw
ラストシーンは感動でした、自分自身の心とシンクちゃんを救いたい為に変わろうとするじゅん君はとてもカッコよかったのです^^
最後まで好感もてなかった水銀燈ちゃんも、自分自身が未完成品であるがゆえに、どんな事しても勝ち残りたかってお父さんに会いたかったんだね::
私この作品を見て彼女達を人形と呼ぶことができなくて、わかりにくいレヴューになってしまってましたらごめんなのですm( __ __ )m