かげきよ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
空飛ぶパイナップルを見た
樽に詰められ孤島へ流され脱出を試みる魔法使いの姫 葉風と
殺された妹の復讐を果たすため葉風と契約した真広に
主人公、吉野が巻き込まれていく魔法アクションミステリーです。
アクションもありますがミステリー色の強い作品です。
基本的には葉風&真広と協力する事になった吉野 計3名と
葉風を島に追いやった左門一派が対立している構図なのですが
真実や正解が闇の中、吉野の狸っぷりやいろいろな者の思惑が絡み、数秒先に話がどう転ぶのか解らない楽しさがあります。
※前半感想{netabare}
1クール目後半の吉野と左門の舌戦は実に見応えがあります。
時に左門の狼狽えっぷりを笑いながらも興味深く見ております。
理詰めの問答なので苦手な方もいそうな展開ですけども。
エヴァンジェリン山本さんはこのままでは出オチ感が…。
もう一人の魔術師の存在が分かって直ぐに愛花ちゃんを疑ったのですが外れました。
何かには愛花ちゃん絡んでくるとは思うんですけどね。
どうやら始まりの樹が動きだし吉野と真広が対立構造になりそうです。
どう転ぶか分からないですがこういうのは好きです。
{/netabare}
14話感想{netabare}
人類は始まりの樹の監視下にありますが秩序を保ったまま一時的に落ち着いている状態。
絶園の魔術師も見つかった様ですが本物でしょうか。
吉野説も出てきましたが個人的にはやはり愛花ちゃんが疑わしいです。
絶園&始まりの樹はどう処理するのかが正解なのかと言う問題を含め、
毎週予想していくのが楽しいアニメになっています。
{/netabare}
15話感想{netabare}
羽村くんは能力的には絶園の魔法使いで間違いなさそうです。
人を殺せぬ性格の彼に能力が発現したのにも意味はあるでしょうし、
時期的にも愛花ちゃんの死の直後…なんだけど接点が不明。
色白で性格が厳しいという「ゆっちゃん」と言う彼女の存在が鍵な気はします。
愛花っぽい気もするんだけど。うーん。どうなんだろう?
推理物としてかなり楽しめています。
葉風が吉野に対する感情に気づき妙な三角関係になってきてますし、
被り物ヒーロー誕生も楽しめそうで次回が待ち遠しいです。
{/netabare}
16話感想{netabare}
ミステリーは一休み。感想も軽めにしておきます。
絶園ヒーローとラブコメ回でした。
でも気を抜いてるとミステリーに絡んでくるかも。
吉野の記憶の中の愛花ちゃんの言動も意味深です。
{/netabare}
17話感想{netabare}
ついに吉野の彼女がバレることに。
ホワイトボードは内容と真剣さのギャップに思わずニンマリしてしまいました。
葉風ちゃんは可愛いです。
吉野と愛花ちゃんの思い出には儚い気持ちになりました。
真広はどう動くのか、そして樹の謎は?
次回も楽しみです。
{/netabare}
18話感想{netabare}
吉野が泣きました。
今まで感情を抑えていたんでしょうね。
優しく抱きしめ泣かせてあげていた葉風の姿にも愛を感じました。
葉風は決意をしたようですね。
舞姫姿は可愛かったです。
バトルとしてもなかなか見応えがありました。
真広もよく考えて行動に移すようです。
この先どうなるのか楽しみにしています。
{/netabare}
19話感想{netabare}
ラブコメに加え友情物語になっていました。
真広は実に彼らしくよく考えて理に叶った行動をとりました。
みんな一つに纏まって次回から愛花事件を調べるようで真相が楽しみです。
{/netabare}
20話感想{netabare}
過去に行った葉風は絶園の魔法使い愛花と出会う事となりました。
そんな感じはありましたが結局は愛花の掌の上の様な気がします。
「不破愛花ソックリの死体を用意すれば」云々の文言は気になりますね。
もともと愛花が死んでるのかも疑問ですし。
羽村君の元カノも愛花なんじゃないかなーっと思っちゃいます。
{/netabare}
21話感想{netabare}
予想はしていましたがなんという悲しい因果、そして愛花の意志。
でもそれでもどんでん返しのハッピーエンドに期待してしまいます。
これはテンペストなのだから。
{/netabare}
※22話感想{netabare}
シージャック的なのはやはり無理がありますよね、
ジャック後も危険な事を知らせたり退避アピール出来なかったのでしょうか。
結局吉野が被弾してしまいました。心配です。
それでも愛花の事を含めたハッピーエンドを信じて最終回を待ちます。
{/netabare}
※23話感想{netabare}
無事にはじまりの樹を打ち倒し元の平和(?)な生活へ戻ることが出来ました。
吉野も無事で一安心。
愛花ちゃんはやはり紛れもなく命を絶っていたようで寂しく感じます。
最後までひょっこり顔を出しそうな気がしていました。
羽村君の彼女ゆっちゃんには特に仕掛けはありませんでした。
ゆっちゃんが愛花ちゃんと絡んで居るものだと思っていたので肩すかしでした。
羽村君がこの物語に絡んできた必然性が欲しかったです。
たまたま能力が宿っただけの様で。
でも今度こそ上手くやって行って欲しいものです。
葉風はお転婆ですが健気で可愛いです。魔法が無くっても彼女の魅力は褪せません。
全てはここからがはじまり。
予想がつかなかった作品にしては王道的な終わりでしたが悪くなかったです。
{/netabare}
本当に予想が付かない展開でしたが必死になって予想しながら楽しめた作品です。
ミステリーものが好きな人なら楽しめる作品になっています。
ちなみにレビュータイトルは第1話で何気なく流れていたニュースの見出しの1つです。
果実のことかは不明。