Tuna560 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
『ちはやふる』作品紹介と総評
末次由紀の競技かるたを題材とした同名少女漫画のアニメ作品。
新刊を読んだら、レビューを書いていないことを思い出して、そのままのテンションで書いています。
(あらすじ)
姉がモデルの日本一になることが夢であった小学6年生の綾瀬千早は、福井から来た転校生・綿谷新に「自分のことでないと夢にしてはいけない」と諭される。そんな新の夢は競技かるたで名人になり、日本一になることであった。真剣にかるたに臨む彼の姿に感化された千早は、幼馴染の真島太一も巻き込んで、かるたの魅力へ惹きこまれていく。
小学校卒業を期に3人はそれぞれの道を歩み始めた。たとえ離れていても、かるたへの情熱は変わらないと信じていた千早だが、福井へ戻った新は、祖父の死がきっかけでかるたから離れてしまっていた。それでも、新がかるたを嫌いになったわけではないことが分かり、千早と太一の2人は卒業の時に交わした「かるたを続けていればまた会える」という約束を胸に、強くなって新と再会することを誓い合う。そして、進学先の瑞沢高校で太一も一緒同じ高校だったことを知る。太一は当初乗り気ではなかったのだが千早の情熱に心を動かされ西田優征、駒野勉、大江奏の計5人で瑞沢高校かるた部を設立する。その後かるた部は「団体戦優勝」という目標のもとに日々の練習を重ねていく。(wikipedia参照)
好きなジャンルでもある「文科系マイナー競技」を題材とした作品。
原作のファンでもあり、ストーリーは知っているものの、どうアニメ化されるかが楽しみな作品でもありました。
この作品の良さは、何と言っても「競技かるた」の試合!
下手なスポ根ものよりも、熱く感じるから困る…。
そして、個性的な各キャラの「かるたを通しての成長物語」としてみても、やはりおもしろい。
題名の和歌のフレーズが、その話を表している点もなお良し。
アニメ化をしてとても良かったと思う点は、試合の時の読み手の存在と、きめ細かい作画でしょう。札が飛び散る描写は勢いがあり、試合の白熱度合いを原作以上に表現出来ていると思います。また、自然の描写がとても奇麗で、とても引き込まれました。
1月から2期がはじまります。2年生編、期待してます!!