(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
日本の伝統を受け継ぐ少女(・∀・)
※あらすじはあにこれのをご覧下さい※
■■主な登場人物■■
●湯音(ゆね)●
本作の主人公で、
奉公のために日本の長崎からパリへやってきた少女。
常に着物を着用しており、小柄でおかっぱの髪型。
フランス語も片言ではあるが喋る事が出来る。
日本の文化とは、ほぼ真逆の国で、
少しずつ、不器用ながらも乗り越える。
また頑固な一面を持っており、周囲を驚かせる。
年齢は不明だが、恐らく13歳辺り。
●クロード・クローデル●
湯音の居候先である、
「ロアの看板店(アンセーニュ・ド・ロア)」の3代目店主。
人当たりがきつい性格をしているが、
根は優しい為に湯音にもギャルリの人からも愛される。
「グラン・マガザン」という百貨店を敵と言い、
それを作ったブランシュ家を敵対している。
しかしそれには過去の原因があって・・・。
当初は湯音を受け入れる事を拒んでいたが、
湯音の一生懸命な姿に感銘を受けて、
今では湯音を心底受け入れている。
●オスカー・クローデル●
クロードの祖父で、
日本に仕入れに行った際に湯音を連れ帰った人物。
日本の文化をクロードに説明する係りや、
湯音にフランスの文化を説明したりと解説役をしている。
女性好きで、何かと女性とデートしているが、
ほぼフラれている。
クロードと湯音を温かく見守る心優しい人。
●アリス・ブランシュ●
ブランシュ家の次女で日本文化に心底惚れ込んでいる。
日本人少女がアンセーニュ・ド・ロアで働いている事を
知ったアリスがお茶会に招待したが、
クロードが一旦断った事で直々に店に出向く。
強引ではあるが、そこで湯音をメイドとして、
ブランシュ家に雇うと言うが、湯音に断られる。
それ以降も何度も誘い、断られを続けている内に、
湯音がパリに馴染む手助けをしている。
自由奔放で根が優しい純粋な女の子で、
姉の事を心底慕っており、日々自慢している。
●カミーユ・ブランシュ●
ブランシュ家の長女でアリスの姉。
アリスの事を可愛がっており、
アリスの好きな事を自由にさせてあげる優しい性格。
しかし、ふとした瞬間に冷たい表情をする事も。
ブランシュ家の財政の為に、
結婚もいずれ両親が決めた人物とする事を承諾しており、
きつい洋服も文句一つ言わずに着ている。
幼少の頃はクロードと親しい仲だった。
●汐音(しおね)●
日本にいる湯音の姉。
日本では珍しい碧眼を持っており、
町の人達はそんな汐音の事を気味がっていた。
その為、湯音がおまじないとして、
「湯音の事だけ見ていればいい」と言った後から、
本当に失明してしまい、湯音はその事を気に病んでいる。
しかし汐音は全く気にせず湯音を信じて、
湯音をパリへの奉公を応援した。
歌を湯音に教えたり、影絵で遊んだりと、
とても妹想いの優しい姉。
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今回はレビューではあまり評価は良くなかったものの、
1クールで観やすそうといった点を重視して視聴しました。
しかし、
実際観てみると、のほほんとしていて、
とても癒された作品でした。
残念な点を最初にあげるのなら、
日常を描くだけなら、
癒される良作なのですが、
時折、中途半端に物語を入れてくる辺り、
勿体無いなぁと正直感じてしまいました。
物語を入れてくるのであれば、
最後まで描ききってほしい想いもありましたし、
中途半端に終わらせている感がありました。
何か意図があって...なら仕方ない事ですが・・・。
続きが知りたいなら原作を買えwって事ですね(・∀・)
そして、
良い点は、
とにかく湯音ちゃんに癒されました(*ノω・*)
湯音ちゃんの不器用ながらも
一生懸命な姿や、
湯音ちゃんの関わる人たちに悪い人がいなくて、
安心して観る事が出来ました(・∀・)
クロードが敵対している、
ブランシュ家のアリスちゃんもとても魅力的で、
わがままなお嬢様でも、
執事やメイドから愛される可愛らしいお嬢様でした**
無理に湯音ちゃんを奪う事も脅すこともなく、
一緒に遊び、一緒に学び、時には心配して、
心優しい少女だなぁとほのぼのとした気持ちになれました!
日本文化も少しずつ取り入れて、
古き日本の良さがこのアニメを通じて、
日本人として学べたような気がしますッ!
着物は動きにくくて、
下駄だってしんどいし、痛いし大変なのに、
それを見せない湯音ちゃんは素晴らしいと思います*
笑顔が素敵な湯音ちゃんに癒されました(・∀・)♪