Tuna560 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『輪廻のラグランジェ』作品紹介と総評
XEBECと日産によるコラボアニメ作品。
本作品の主役ロボットのデザインは、日産自動車のグローバルデザイン本部に依頼され、自動車のインテリアデザインを担当している大須田貴士が主役機「ウォクス」シリーズのデザインし、菊池宏幸が敵オービットのデザインを行っています。
(あらすじ)
西暦2032年、千葉県鴨川市に住むジャージ部部長・京乃まどかはランという宇宙からやって来た少女と出会う。彼女から「ウォクス」と呼ばれるロボットに乗って欲しいと頼まれる。その鴨川に突如として宇宙からの敵が襲来したことで、まどかの運命は一変する。ランとは別に宇宙から来たムギナミという謎の少女とも出会ったまどか達は、ウォクスを狙う宇宙からの敵に対し、地球を守るために立ち向かうのだった。(wikipedia参照)
設定や世界観こそ「セカイ系」を彷彿としますが、この作品はそんなことはございませんでした。
ロボット同士で戦うシーンもありますが、ストーリーの大半はジャージ部での活動日誌的内容と、3人の友情物語の方が多くあります。…戦いに来た敵ですら、船に戻れなくなり海の家で働く始末です。非常にゆるいお話が前半の大部分を占めます。
しかし、ラン、ムギナミの家庭事情が露見し、地球上で地球外宇宙で戦闘が行われる様になり、物語はシリアスに方面に進んでいきます。もともと2部構成のアニメですので、この先の展開は2期に引き継がれます。
ロボットアニメとしては非常にゆるい内容で、この手の作品が苦手な人にはとても見やすい作品なのではないでしょうか?