南のエデン さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
一つの真実に幾万の思いが集り女戦士が女性になった時w
私が観るアニメ作品の選び方は、タイトルで選ぶのが多いのですが、今回もタイトルがカッコイイので観て見ましたw
全27話なのでなかなか濃い内容でした^^
人間は死ぬと本になる世界で、その本を守る世界最強の武装司書と呼ばれる人達がいるのですよ。
武装司書はバントーラ図書館と呼ばれる神が作ったと言われる図書館で本の管理とその本に関する世界の秩序を守るのが責務なのです。
その本の秩序を乱し、本の管理を勝手にし、心を持たない人間を肉と呼び、家畜同然のように扱い、武器として生きる爆弾に改造したりもする。
その悪の結社が神溺教団と呼ばれていて、バントーラ図書館に対抗して悪事を働きます。
武装司書は1級、2級、3級、見習いとあり、それそれ、能力を身につけています。
性格はみな好感をもてましたねw館長代行のハミュッツ=メセタさん以外はww
ハミュッツさんの印象はもうすごい体で男を虜にしまくる感じでしたが、実際はそのとうりでさらに冷酷で人を殺すのも食事する感覚で、サクサク行う女性なのです。
この人主人公なのですが、最後まで好感が上がらずどうしようかと思ってました><。
ですが物語の重さと同時に、彼女の背負わされた運命も見えてきて悲しくなりました::
この作品は最初から最後まで好感の上がらないハミュッツ=メセタさんに限りますね^^
私は武装司書の恋愛とかの成就を願ってハマってました、この世界でも物事の裏側には愛が隠れていて、そのために人が悲しみを背負うことになっているのです::
ラストはもう感動しました::今までの印象が180度かわるような展開ぶりに、戸惑いもしましたが、ホントに面白くなりましたw
最後は館長代行ハミュッツ=メセタさんの人間としての幸せが溢れての最後はとても良かったと思いました。
最初は少し難解部分もありましたが、話の本質は大きく変わらないので問題なく観れるのですw