Tuna560 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
『Fate/stay night』作品紹介と総評
TYPE-MOONより発売されたゲーム作品のアニメ化作品。
(あらすじ)
日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師("マスター")は7騎の使い魔("サーヴァント")と契約し、聖杯を巡る抗争「聖杯戦争」に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。魔術を習うもその才能を見いだせず、半人前の魔術師として生きていた主人公・衛宮士郎。彼は偶然にもサーヴァントの1人・セイバーと契約したことから、「聖杯戦争」に巻き込まれてゆく。(wikipedia参照)
『Fateシリーズ』はこのアニメ作品から入門しました。といっても、友人の強い勧めで観たのがきっかけだったのですが…。そして放送当時、完走はしたものの、いまいちハマることが出来ませんでした。
登場人物の関係や設定については、細部まで作り込まれており、とても凝った作品だという印象を受けました。特に、"サーヴァント"の設定はとても面白く感じました。
しかし、ストーリーや演出に関しては…首を傾げる点が多くみられました。特に、演出や作画の面ですね…ストーリーや設定が細かいだけに、よりチープに感じられました。ハマらなかった原因としては、この点が大きかったと思います。
そして、ストーリーについて不満点をあげるとすれば、正直…"セイバー"が女性である必要があったのか疑問ですね。また、主人公である衛宮士郎の内面の葛藤があまり描かれていなかったりと、感情移入しづらい点も気になりました。
『Fate/Zero』を観た方は、観ておいても損はないと思いますが、個人的には劇場版の方が良かったと思います。