ふりーだむ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
成長したなのはたちと、若き機動六課の日常と、熱き思いを込めた戦いの感動ストーリー
A's(2期)から数年後の物語。
19歳になったなのは、フェイト、闇の書事件で戦い、解り合えたはやてらとともに時空管理局の一員となり、「レリック」と呼ばれるロストロギアのもたらす事件を「機動六課」のメンバーと共に戦っていくストーリー。
1期を見て、2期でハマり、3期を見終わり、すっかりこの作品のファンになってしまいました。
成長したなのは、フェイト、はやて。みんな可愛らしい素敵な女性になっていました。
はやての守護騎士たちも揃って登場します。(私のお気に入りのシグナム様も麗しく、凛々しく登場いたします^^)もちろん、クロノ君も登場しますが、ユーノ君はちょっとしか出ませんでしたね。
そして新キャラの機動六課の若手フォワードメンバー。スバル、ティアナ、エリオ、キャロの4人の成長と友情も描かれ、なのはたちを含めた各々の「思い」の部分もよく現されていると思います。
とにかく、技を出すシーンやバトルの描き方が個人的に凄くカッコよくて好きですね。「魔法少女もの」というよりひとつの「アクションバトル作品」として見て、とても個人的には好きな感じです。
敵キャラも機動六課を圧倒する戦闘機人やルーテシア、魔道士のゼスト、アギトなど、個性の強いキャラも多く、スカリエッティやクアットロも悪の部分をふんだんに出し、良い悪役になっていましたね。
25話・・・凄かったですね。駆動炉相手に孤軍奮闘するヴィータ、最後のはやての言葉がよかったです。
「謝ることなんかあらへん。鉄槌の騎士・ヴィータとグラーフアイゼンがこんなになるまで頑張って・・・それでも壊せへんもんなんて、この世のどこにも、あるわけないやんか。」このシーンが凄い良かった。ヴィータの思いに涙が出てきました。
なのはとヴィヴィオのシーンも切なくてよかったですね。クアットロをサーチし、壁越しのディバイン・バスター。そしてヴィヴィオを解放するための全力全開・スターライトブレイカー「ヴィヴィオ、ちょっとだけ痛いの我慢できる?」、「来ないで、一人で立てるよ。強くなるって約束したから」のシーンは涙ボロボロでした。
シグナム好きとしては、ゼストと対峙するシーンや、ゼストの意思に従いシグナムと融合するアギトのシーンもよかったです。
ストーリー自体も奥深く、しっかりと終盤に解明し、様々な事柄も全て最後に解決させており、見終わったあともとてもすっきりした感じでした。
1~3期を通じ、なのはの成長、フェイトとの友情、はやてと守護騎士との出会い、そして後進育成の日々と、スカリエッティとの戦い。どんどん内容が良くなっていく作品でした。出てくるキャラクターも全員に個性や思いがあり、全員愛すべきキャラクターですね。
「魔法少女」の看板で見るのに二の足を踏んでいて、1期の内容で2期見るか悩みましたが、最後まで見てよかったですね。2期以降のストーリー、バトルシーンともに個人的には好きな内容でした。
まどマギ同様、「魔法少女」の看板に惑わされず、見てない方にはぜひオススメしたい作品ですね。