Etzali さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「力によって平和は維持できない。それは理解によってのみ達成される」byアインシュタイン
(2012.12/30 全話視聴済)
最終話:恥の世紀 でココがヨルムンガンド実行後の世界について{netabare}「朝見上げたら、ふと鳥を仰いだら、常に頭上に圧し掛かる人類の「恥」。それでもまだ、人間は戦うかな?」「私は戦わないと思うな。人間「恥」には弱い…」{/netabare}と言っていた。トージョがそれを言うのなら分かる…日本人は他人の評判や体面、「恥の文化」を重んじる。「世界平和」が人の良心によって実現するなら、それは「恥の文化」ではなく西欧文化における「罪の文化」(絶対的な規範を重視)ではないのか?
その絶対的なものがヨルムンガンドだとしたら、最終話タイトルは「恥の世紀」ではなく「罪の世紀」が妥当と私は思います。
※出典:『菊と刀』 著:R・ベネディクト
(2012.12/15 10話(22話)の感想)
遂に明かされた「ヨルムンガンド計画」{netabare}空・海・陸での人間の行動制限と、地球上のありとあらゆる物の完全な物流制御。ココの手によって造られる強制的世界平和{/netabare}偽りの平和を提示する事によって真の平和とは何なのか?を考えさせられたり、戦争と平和は切り離せないものだと思っているが(共に人間が深く関わっている為){netabare}人間と軍事を切り離す事{/netabare}どういう事なのか?
果たしてココの計画が世界にどんな影響・変革をもたらすのだろうか…
(2012.12/3 8話(20話)の感想)
視聴途中の作品のレビューを書く事は滅多にしないので、慣れないですが…^^;
ココの計画(ヨルムンガンド)の全貌が、私気になります!www
ここまで観て思ったのは、これからの戦争の在り方を提示した作品なのかな?って事です。
キャスパーの発表は{netabare}軍事衛星で相手の状況を監視して、作戦を的確に遂行できる体制を整える事によって無駄な武器の消費と民間人への配慮が無用となり、戦争の合理・民営化(Hek-GG)が進むことによって今まで武器商人は戦争が起こりそう、または戦時中の所に武器を売る事ができなくなり既存の武器商人の形態を変える?事になり現代の核の抑止力(国家間)とはまた違った別の形(地球規模)の抑止力が生まれる{/netabare}ものだと思います。
やっと面白くなってきた!