「武装神姫 Moon Angel(TVアニメ動画)」

総合得点
56.9
感想・評価
56
棚に入れた
318
ランキング
7158
★★★★☆ 3.3 (56)
物語
3.1
作画
3.4
声優
3.5
音楽
3.1
キャラ
3.4

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ネタバレ

優馬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

神姫はかわいいけどバトルするべきですね!

<はじめに>
コナミの神姫バトルロンドという戦闘シュミュレーションゲームがあったPC用のネットゲームでこちらで神姫の素体や装備を売り出すとき実際にフュギュアの神姫も売り出されるという仕組みだった。
ゲームの中では神姫と話し、訓練を行い装備を変えて何度も戦い神姫のAIはそれを覚えて強くなっていく。
しかし、AIの戦闘記憶には制限が有りある程度の回数が来るともう能力が成長しないというものだった。
最初の素体は5体(5種類)程度しかなかったがやがてそれは
何十種類もの神姫を生み出していった。
僕がよく使っていたのはアーンヴァルとストラーフで実はこの2体が神姫の最初のモデルだった。
もちろんタイプVer1なのでもう手に入らない旧型神姫でした。
ネットにつなぐときにアニメのようにオープニングが有り、そのオープニングがとても好きで何度もくり返し聞いた。
神姫には声優さんが設定されていてゲーム内でも会話ができるそうそうたるメンバーの声優さんを覚えたのは実はこのゲームでもある。
PCネットワークゲームの神姫バトルロンドはもうすでにサービスを終了しましたが、その後PSP版でバトルマスターズというゲームができました。
この作品はそのバトルマスターズに関係する短編アニメです。
この時にダウンロードコンテンツとしてサービスされていたという話です。
現在、武装神姫は BATTLE MASTERS Mk.2になりPSP版でゲームの継続サービスをされていますが、基本的には戦うための神姫というのが本来の姿です。
マスターである自分と神姫が協力して戦いに勝ち残っていく、最後まで勝ち抜けた瞬間の達成感は他のゲームでは感じられないものがありました。
PSP版は、やったことはありませんがきっと同じ神姫たちが活躍していることでしょう。

<作品について>

神姫との交流を通して成長していく主人公が、悪の組織の存在を知り、自分の神姫がそれに利用されることを阻止し、立ち向かい、強力な敵を相手に神姫と協力し倒すという話。


◆ストーリー◆

神姫があるのが当たりまえの世界、神姫のマスターになることは子供たちのあこがれでもあり、神姫は子供達にとって友達でもあった。
ゲームに登場したアーンヴァル型とストラーフ型神姫の新型モデル、実は戦闘用のモデルを作り、戦闘用AIの開発と戦闘パターンのプログラム作成を行っている研究所があった。
2体の神姫を使い、Aiを強化し、その戦闘プログラムを利用して軍事的な利用を考えていたのだ。
自分で考え行動ができる神姫・・・マスターの権限は絶対ではあるが戦闘において自分で考えて相手のパターンをつかみ対する戦術を決めていくということができる特殊な神姫。その中のアーンヴァル型の神姫がある日暴走(逃亡)して研究所から出て行った。
武力で抑えようとしたストラーフ型の攻撃により逃走半ばで倒され動かなくなってしまい、そのまま行方がわからなくなってしまった。
ツバサという少年は引越ししてきたところで友達もなく、会話ができないまま日々を過ごしていた。彼には神姫のマスターになりたいという思いがあったのだが、とても高価で手に入れることができず見て楽しむしかなかった。
ある日の帰り道、神姫らしきものが木の枝に引っかかっているのが見えた。
ツバサはそれを捨てられた神姫だと思い自分でメンテナンス修理を行い動けるまでにした。
神姫は基本的に再起動時にAIが初期化されて新しいマスターとの間に一から信頼関係を築く。
ツバサが拾ったこのアーンヴァル型の神姫はツバサをマスターとして再起動し、新しい名前をもらう、名前はカグヤ、かくや姫のカグヤである。

ツバサとカグヤはそれから仲良く協力し合い、いろいろな戦闘を覚え、装備も基本形だが手に入れて、やっと初めての神姫バトルに出場しようとしていた。
戦闘が始まるが、初めての戦闘にしては動きが良すぎる、戦闘途中で研究所内で使われていた戦闘プログラムがなんらかのきっかけで稼働し暴走をはじめる。
カグヤはマスターであるツバサの命令を聞かず、目の前の敵を殲滅する行動をとり続ける。
相手の神姫はもはや戦闘をする気もないのだがトドメを刺そうとするカグヤ。
神姫バトルを見に来ていた周りの人達から非難が出る、改造神姫を使っていると、やってはいけない行為なのだ。
カグヤは正気に戻るのだがマスターたちギャラリーが神姫を捕まえようとすることでその場を逃げることしかできなかった。
ツバサがよく覗きに行っていた神姫ショップの店長、ツバサが中古の神姫を手に入れてメンテナンスを行いやっとここまで来たということで見に来ていた。
この一部始終を見ていて思い当たるフシがあるようでツバサを探し、合流する。
ツバサはカグヤがどこかに逃げていること、逃げている途中で何者かに連れ去られたことを知るのだが、店長の話を聞くことでその相手が何者かわかる。
実は店長は戦闘用プログラムの作成者であり、あの研究所の元研究員でもあった。アーンヴァルの様子を見て、もしやと思っていたが、もしそうならあの研究所にとらわれている。

アーンヴァルとストラーフはそれぞれがAIとなって等身大の戦闘用神姫に組み込まれる仕組みになっていた。
しかしその等身大の神姫は、戦争のための道具である、二人はそれを阻止すべく研究所に潜入する。

しかし、一歩遅く等身大神姫が稼働し、しかも暴走を始めてしまう、研究所が半壊する中、アーンヴァルとストラーフが戦い
やがてストラーフは等身大神姫に取り込まれる。
今まで正常に動けなかった神姫だが動きが良くなってしまいみんなを襲う。
ツバサとカグヤのコンビネーションによる戦闘でなんとか等身大の新規は破壊、取り込まれていたストラーフは救出されて回収された。
ある日いつものように神姫ショップへ向かうツバサとカグヤにいつものように店長が挨拶をするその横にはあのストラーフが店長をマスターと呼んでお手伝いをしていました。

<作品を見て れびゅー>

この作品は、基本的に戦う習性を持った神姫というものが武器として戦争に使えるという懸念を打破したもの。
マスターとの信頼関係を一番優先する神姫。神姫にはプログラムだけで左右されない心と呼べる部分があるという話。
この考え方は、ゲーム内でもマスターと神姫の信頼関係というものが戦闘パターンの確率向上につながるなど信頼、絆という部分によって持ち得る力の向上が成長パラメータにも影響するというもの。
だから神姫とのコミュニュケーションや信頼を上げるための戦闘以外の時の会話の受け答えなども重要でもあった。
そして彼女らは絆が深ければ深いほど愛情を持って接してくれる存在なのだ。

投稿 : 2012/12/15
閲覧 : 358
サンキュー:

9

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