優馬 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
乃木坂春香の秘密ふぃな~れ♪ OVA(全4話)視聴済み
<はじめに>
久しぶりの3期とのことだが自分はほんの2ヶ月ほど前に1期、2期と徹しで見てしまったので、3期始まりで「ひさしぶりです、3年ぶりのような気がします」というセリフに対して、3ヶ月もたっていないな・・と返してしまった。
OVAということでかなりチラリや描写がきわどくなっていたが、その点は男の事情というやつでOKにしておこう。
ストーリーはもともとあってないようなものだから、期待はしていない。
とにかくこのアニメは、ピュアな二人がいちゃいちゃラブラブしていれば良い。
周りの女性陣が何かハチャメチャやってくれてストーリーが出来上がっていく的なアニメなのだから・・・それがこのアニメの特徴だと思っている。
2008年 7月 TVアニメ1期放送「乃木坂春香の秘密」
2009年10月 TVアニメ2期放送「乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつぁ♪」
そして今回、3期といわれている
2012年 9月 OVA4ヶ月連続リリース「乃木坂春香の秘密 ふぃな~れ♪」
2012年8月29日の第1巻発売を皮切りに4ヶ月連続でリリースされる予定。 それに先駆けて、各話の発売前にTOKYO MXとAT-Xで放送される予定。 本編の第3話までは原作の11巻、14巻、そしてOVA1巻の特典ドラマCDでは原作の10巻がベースとなっておりほぼ原作通りの展開であるものの、原作ではほぼ全ての回に登場しているアリスの出番が激減していたり(1話、2話ではわずかに姿は見せていたものの声は無し)、春香が秘密にしていた趣味がクラスメートに知られる展開もカットされている。また、各回の登場人物数、声優のクレジット数も前期までと比べて全体的に少なめになっている。
<今作品を見るうえで>
二人だけのピュアなラブを楽しめればいいので4話のエンディングに行き着くまではそれを楽しむ。
ああこんな感じのことがあったなぁ・・・と懐かしんで見てしまったので問題はない。
もちろん突っ込みどころが、満載なのがこのアニメなのだから、何も考えずにドタバタ&ラブラブを楽しむのが紳士というものです。
<本作のおおまかなストーリーなのです>
【第1話】 「また素敵な思い出ができました♪」
修学旅行で北海道へ行くことになった裕人たち。なぜか美夏や葉月、那波たちまで一緒になって行動プランを練り上げて、準備は万端。しかも旅行中、裕人は春香と自由行動時間に上手く二人だけになることが出来た。そこで春香の行きたいスポットを一緒に巡って、ちょっとしたデート気分でいいムード♪ 一方椎菜は、裕人へ自分の想いを伝えようと心に決めて旅行に来ていた。
【第2話】 「大好きです☆」
修学旅行、初日の夜に裕人は椎菜から告白された。春香も椎菜から裕人への想いを告げられており、複雑な感情を抱えての2日目だ。春香は裕人への「好き」という気持ちを改めて考え、伝えようとするがすれ違うばかり。
3日目の訪問地は椎菜の故郷・小樽。裕人が自分の告白のせいで楽しめていないと感じた椎菜は案内を申し出て、二人で市内を巡る。だが裕人の心は──。
【第3話】 「私は、アニメが大好きです!」
ついに春香と名実ともに両想いの関係となった裕人は、二人でコミケにサークル参加することに。春香はゲームソフトを作ろうとはりきる。信長が紹介してくれた作成ツールのお陰もあって、ゲームは見事に完成しコミケ当日を迎えた。作ったゲームも少しずつだが売れてくれて喜ぶ春香。そんな二人のサークルに、かつて春香をさげすみ遠ざけた聖樹館女学院の友人が……!
[第4話]先行放送が決定
11月24日(土) 27:30~28:00 TOKYO MX
11月25日(日) 21:00~21:30 AT-X
12月01日(土) 21:00~21:30 AT-X
【第4話】 「二人だけの秘密、です☆」
開始早々、雷雨の屋敷にとらわれの春香
裕人に秋穂から春香は結婚することになったと連絡が入る
事情がわからないまま裕人は、春香の元へ行くことにした。
部屋を出ようとすると春香の妹の美夏やいつもの面々がやってくる。
裕人は、姉のルコに問いかけられて自信を持って言う
「俺は春香の声を聞いていない 行って確かめる 春香の気持ちを・・」
ドアをあけるとそこには乃木坂家メイド隊十傑衆の全メンバーが待っていた。
「待っていました裕人様。乃木坂家メイド隊序列メンバーせいぞろいです。」
美夏は言う「いざ決戦の地、ハッピースプリング島へ」
私たちと一緒に行きましょう・・・とい力強いノリなのだがどういうことか友人メンバーまで総出で自家用ジェットに乗っている。
姉や先生まで・・・相変わらずのドンちゃん騒ぎやら旅行気分なのは言うまでもない。
最終回だから全員出てくるんだね的な勢い
今回の結婚を裏で画策しているのが天王寺雪月花だ、それを知った天王寺 冬華も裕人の件もあって動き出す。
屋敷に到着する一同
屋敷内には侵入者の警報が鳴り春香は裕人が助けに来たことを感じる。
「春香様は場内際奥部のニーべルンゲンの間にいます」
乃木坂家の玄冬直属部隊のヘルハウンドが出てくるがメイド隊メンバーがそれぞれに分かれて迎え撃つ
友達の3バカや信長までもが協力して立ちあがる
「先へ行くんだ裕人 ここは俺たちが何とかする」
姉や先生までもが裕人を先に行かせるためにヘルハウンドを迎え撃つ「いきなさい裕人」
女子3人組も檻で止められてしまうが、自分たちのことはいいから先に行けという。
一方、春香もその場から脱出を図ろうとして戦っていた
春香がいるといわれる部屋の手前まで来ると重装備のヘルハウンドがたちはだかる。
メイド隊のいつもの3人メンバーがこれを迎え撃ち、裕人のために道を作る。
やっと扉を開けて中に入るとそこに待っていたのは春香の父、乃木坂 玄冬。「ここから先に通すわけにはいかん」
玄冬は、抜刀術の名手で熊殺しの異名があり素手の格闘でもかなり強い・・・というか格闘系筋肉バカだ。
裕人は全く動じない、僕は行かなければならない
「そこを通させていただきます!」
「ならん!!」玄冬は裕人を殴り飛ばす。
美夏が「やめて」といっても玄冬は「こればかりは実の娘でも聞けない」といって強い決意を出してやめようとしない。
裕人へ「ここを通りたければかかってこいっ」という
「男ならこぶしで自らの思いを語れ」「そんなことで春香を守れるというのか」畳み掛けるように裕人に攻撃を加える
それは全く容赦がない。
春香はといえば、警備のヘルハウンドを倒して裕人の元へと行こうとしていた・・・しかしそこへ立ちはだかる母の秋穂。
「春香、あなたの覚悟を見せなさい」二人はなぎなたで戦う「私たちの思いに逆らってでも手に入れたいのはそんなものなの?」
容赦ない戦いが続く玄冬と裕人
玄冬が言う「おまえにとって春香は一体なんだ」、俺にとって春香は・・・すべてですっ!!」力強く言い返す裕人。
玄冬の目がきらりと輝く「その想いが本当だというのなら身を持って証明してみると良い」
一方、秋穂と春香の戦いも続いていた一進一退の戦いの中で秋穂は言う「春香きなさいっ、あなたのすべてをかけて、ありったけの想いをこめて」
春香と裕人はそれぞれの戦いの中、最後の力を出して叫ぶ
「俺は春香を愛しています!」「私は裕人さんを愛しています!」最後の一撃、戦いは決着がついた。
玄冬は裕人を認める「ゆくがいい息子よ・・・」はじめてサングラスを取った玄冬はとても優しい目をしていた。
扉を開けると春香も秋穂に勝っていた・・・
二人は再会を喜びあい抱き合う
「もう離さない・・なにがあっても絶対に離さないから」
「はい私をずっとつかまえていてください」
周りから歓声が聞こえる
すべては春香と裕人の絆を確かめるため仕組んだことで、乃木坂家のしきたりでもある
気に入らないのは結婚を信じて暗躍していた雪月花
天王寺家近衛騎士団ケルベロスを呼ぶ・・・しかし誰も来ない。
そこへ冬華が登場し、私の部下がケルベロスはすべて倒したという
(この流れを説明すると・・・)
実は雪月花は、天王寺家党首の座を冬華に奪われており、それを取り戻したいがために乃木坂家に近寄り、婚姻の話を出していた。
冬華はその動きを事前に察知しており、手を打っていたというわけで、この下心のある結婚の話を利用して、乃木坂家の父母がかわいい娘のために一芝居打ったということ。
結局、雪月花は以前よりも失脚してしまうんだろうね
まあ中学生の頃の春香をオタクだのキモイだのと全校生徒に言わせたり、春香をねたんでいじめていた罰もあるから仕方ないわな・・むしろいい気味かもしれない。
かくして裕人と春香の二人は結ばれて、結婚式となります。
ああ・・本当に最終回なんだ。
最後までいつものノリで 逃げ去っていく二人
最後は、幸せになり、ようやくキスができました。
とにかく言い悪いじゃなくてピュアなラブコメを楽しむという短絡な思考で見る作品なので深く語るものはありません。
ようやく距離が近づいたかと思ったらいきなりの結婚とは・・・
<本作に出てくるメイド隊について>
メイドの序列1位~10位までを十傑衆という
序列は50位までついているらしくそれ以外にもいろいろな区別がある。ちなみにメイドは500人いる。
10位までのメイドは、11位以下のメイドとは大きく異なるところがある。
専門分野の技能が特に高く、一応の戦闘能力を兼ね備えており、特に上位3位までは、あらゆる技能を平均以上に持っており万能とされている。
葉月・那波・アリスはレギュラー要員として活動し、美夏とともに行動をしていることが多い。
彼女らメイド隊と裕人が仲良くなったのは、裕人が春香へのプレゼントのために天王寺家の執事のアルバイトをしていた
事から始まる。
天王寺冬華との関係は、冬華側仕えの執事をこのときにしており、当時はかなり気難しい冬華のお気に入り執事になった。
この一連のことから裕人は非常に優秀な執事とのいわれを持つにいたる。
のち裕人は、各名手の家に勤める侍女や執事が一堂に集まる親睦会で、普段あまりあうことがなかった乃木坂家メイド隊のメンバーと親しくなった。
彼女らは、裕人を春香の彼として認めている存在であり、主人としての意識もあっただけでなく、執事としての優秀さと、自分たちをかけがえのない大切な人として扱ってくれる人間性に惹かれていた。
メイド隊は、裕人に非常に深い敬意と信頼を寄せていたからこそ、ここぞというときには裕人のためになろうと尽力する。
<十傑衆>
序列1位 桜坂 葉月(さくらざか はづき)
メイド隊筆頭で、乃木坂家メイド長 1作からのレギュラーメイド
主に春香や美夏の世話をしている(特に春香)
戦闘力も高く、武器にチェーンソーを使う
「1人で戦車一個師団に突っ込んでいっても無傷で生還するでしょう」といわれる。
序列2位 桜坂 葉子(さくらざか ようこ)
現状は、2位は欠番扱い 副メイド長
秋穂からの信頼が一番高いメイドで葉月や那波の師匠。
過去に他の名家とのいざこざがあった際、問題を起こした経緯から欠番となっている。
一騎当千といわれる実力を持ち、東真宮家に一人で乗りこみ短時間で東真宮家の力の8割、建物を半壊、防衛機能の9割を破壊し60名の執事の7割を再起不能まで追い込みながら怪我ひとつしない。
序列3位 七城 那波(ななしろ ななみ)
メイド長補佐、美夏付きのメイド 1作からのレギュラーメイド
柄の反対側にはハタキがついている巨大なミートハンマーをつかう
葉月と戦ったときには、ほぼ互角の戦いを演じておりその能力は高い
序列4位 楠本 水面(くすもと みなも)
メイド侍従長、財務・法務・渉外担当
緊急時には序列5位以下のメイド隊を指揮する権限を持つ
序列5位 雪野原 鞠愛(ゆきのはら まりあ)
乃木坂家医療班筆頭、健康管理担当
学校の保健室のお姉さんのイメージだといわれる。特性注射は効果抜群。
序列6位 凪川 小鮎(なぎかわ こあゆ)
乃木坂家の料理長
序列7位 六条 菖蒲(ろくじょう あやめ)、六条 沙羅(さら)、六条 樹里(じゅり)
三つ子の姉妹3人1組で序列7位 乗り物の運転全般を担当
序列8位 アリスティア=レイン
愛称は「アリス」。護衛・戦闘専門メイド
本気を出す時は炎のようなオーラを纏う『ハイパーモード』を使う
序列9位 宗像 理緒(むなかた りお)
化学部門担当 普段でも白衣
序列10位 雛咲 祝(ひなさき いわい)
乃木坂家の祭事を担当
<四大名家>
東の乃木坂(のぎざか)、西の天王寺(てんのうじ)、塔ヶ崎(とうがさき)、鹿王院(ろくおういん)の4つの家を指す。
<ハッピースプリング島>
乃木坂玄冬が娘の春香の17歳の誕生日のためだけに、周囲50㎞の領海と共に買い取った赤道近くの元無人島。島主は贈られた春香。島の中心には西洋風の大きな城があるが、これも島の名前と同じく玄冬によるもの。 日本から「冬将軍」で2時間15分ぐらいの距離(現地では時差があるため裕人たちが到着した当時の所要時間は1時間程度)。