みかみ(みみかき) さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
作画崩壊さえ気にしなければおもろい
SFミステリーホラー。
原作の貴志祐介の他の作品では、『黒い家』も非常によかったのだけれども、わたしは、貴志祐介の作品がそもそも好きなのかもしれない。
SFとしての設定のクオリティと、ミステリーホラーのストーリーテリングがうまくまざりあって、味わいのある世界観をうまく演出できている。
どうも、あにこれ内での評判はそれほど振るわないようだけれども、個人的にはけっこう好きな部類。とりわけ、自分はナウシカ的な終末ものの世界観に焦がれて育ってきた人間でもあるので、こういう世界観そのものが、やたらとささるところがあるのかもしれない。
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現代の一般的なアニメよりも全体的に展開が急なので、ちょっと驚いてしまうところもあるが、一話アタリの密度が濃く話の展開が大きいので、けっこうヒキの強い話になっているな、とは思う。
あと、これ小説版のほうがもうちょっと面白そうな描写が多いのではないか、という気がしたので、小説読んだほうがいいのかもしれない。
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小説版、最終巻だけ読んだが、ぶっちゃけ、うーんどうだろ。アニメのほうが良かったんじゃね。
なんか、低予算であることによって、なんかストーリーがとびとびの夢をみているような気分だったんだよね。なんか。
そのうち、もう少しなんか書く。